平素よりお世話になっております。まず初めに日頃より応援をして下さるOBG、保護者、関係者の皆様いつも多大なるご支援、ご声援誠にありがとうございます。
4回生MGの山口琴葉と申します。
ついにラストブログの時期がやってまいりました。ちょうど1年前、大好きな先輩方の熱いメッセージを電車で読みながら半泣きになっていたことを思い出します。
今日からは、Bリーグ関西制覇により勢いづいているチーム藤田のラストブログをお楽しみください。Bチームおめでとう!
それでは本題に入ろうと思います。
まさかのトップバッター。
このラストブログを書く資格が私にあるのだろうか、非常に悩んだ。というのも、私は8月から留学のために、4ヶ月間チームを休部している。みんなが日本一を達成する瞬間、私は共に笑い泣き、括を胴上げすることができない。入部したのも1年生の10月後半、最後から2番目だった。部活に費やした時間は3年にも満たない。
ただ、この短くも濃い3年間は私を大きく成長させてくれた。
「琴がマネージャー!?」昔からの友達は口を揃えてそう言った。そう、私は全くと言っていいほど裏方に向いている性格ではなかった。「苦手だからこそやってみたら?」そんな母親の一言におされ、大学生活をスタッフに費やすことを決意した。
当たり前のことだが、向いていないことをするのは楽しくはない。強いチームなだけあって、スタッフ組織も完璧を求める。そんなこともしないといけないのか、何度も驚かされた。何のために早起きをし、お金をかけてグラウンドまで行っているのか。汗だくになりながら、凍えながら外に立っているのか。何度も部活に行く意味を見失った。
それでもやめようとは思わなかった。
一度決めたことは貫くという私の性格もあるが、できることが増え、昔の自分にはなかった視野の広さが身につき、成長を実感できるのが楽しかった。
先輩方の存在も大きかった。しんどかった時期は、練習前後に先輩方と話すことだけを楽しみにグラウンドに行く日も多かった。
そんな先輩方の早すぎる引退、久々の号泣。私はまた部活に行く意味を一つ失った。その頃は、ちょうど就職活動に力を入れ始め、今までの人生を振り返る時期でもあった。
一つの心残り
“留学”
幼い頃から憧れていた。何度もチャンスはあったはずなのに、部活やコロナ、就活を言い訳に後回しにしていた。今行かなければ、今後の人生どれだけ後悔するだろうか。一度きりの人生、立ち止まってはいられない。決心がついた。
私は今、世界の広さを全身で感じながら、スマホを片手にみんなの勇姿を見届けている。
11月26日、日本一という初の称号を手に入れられることを心から願っている。
そして最後に両親へ
私の大学生活での“部活”、“留学”という大きな選択は父母の影響が大きかったです。
ラクロスを知ったのは、お父さんが大学時代にラクロス部に入っていたから。それも創部メンバーの1人だったという自慢話や、クロスで叩かれるのが痛くてディフェンスに転向したという話をよく聞かされていたから。
留学という夢を持ったのは、お母さんの大学時代の留学話を幼い頃からよく聞いていたから。気がついたら、同じ国の全く同じ都市を選んで最高の経験ができています。
そして私の選択に文句一つ言わず後押しし、支えてくれてありがとう。私は選手ではないのによく試合を見に来てくれて、わざわざオーストラリアにまで会いに来てくれて本当にありがとう。これからたくさん恩返ししていきます。
長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
次にブログを回すのはFOの北井桜雅です。
彼は4年間をフェイスオフに捧げた一途な男です。私は週5日、4年間をあの一瞬に捧げることのできるフェイスオファーをずっと変態なんじゃないかと思ってきました笑
実は一度高山くんと私の家に来たことがあるのですが、父が2人を見てジャルジャルみたいと言っていました。今でも、北井くんが試合に出ると「あの子ジャルジャルのどっちの子?」と聞いてきます笑
ファイナル、全学では4年間積み上げてきた技術で、フェイス全勝利してきてね!
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