いつもラクロス部に携わってくださる全ての皆様、温かいご声援、ご支援本当にありがとうございます。チーム中杉も負ければ終わりを迎える時期が近づいてきました。どうか最後の最後までお力添えください。
まずはブログを回してくれたりさこについて紹介します。
りさこはとにかく愛嬌があって、みんなの幸せを願う妖精です。🧚♀️←これです。
男臭いラクロス部という環境の中で妖精は4年間羽ばたき続けてくれました。厳しい言葉をかけられる場面も何度か見てきましたが、その度強くなって今では唯一無二の存在となりました。4年間僕達を支えてくれてありがとう。
妖精は人から信じてもらえなくなると姿を消すそうなので、最後まで僕は信じてます。一緒に日本一の景色を見よう。そして華やかに舞いながら泣きじゃくっちゃって。
それでは本題へ。
4年分の溢れ出る想いをそのままに綴ります。
もうラストブログか。早いな。早すぎるな。
今気付いたけど、心のどこかで、みんなと過ごすこの時間がずっと続けばいいのになって思ってた。先に控えてる関西ファイナルとか全学への想いもめちゃくちゃ大きいけど、今この瞬間だけは終わりが待ってることに対する寂しさが溢れてくる。まじでそろそろ引退か。きついな。最後は日本一獲って笑い泣きして去りたいな。そうせんと引退する悲しみなんか埋めきれへんし。
僕が書くべきは何よりも感謝の言葉です。
まずは歩遠。あの日の夜、会下山公園のバスケゴール横、三角屋根の下でみんな集まってだべってた時、ラクロス部の見学に誘ってくれてありがとう。もし俺があの場に居なかったらこんなに素敵な4年間を過ごせてなかったと思うと、マジで運良かったなって思うし、あそこで歩遠が声かけてくれたおかげで今の自分がある。ほんまにありがとう。
そんな歩遠はあの時1つだけ嘘をついた。
「俺も高等部バスケの先輩おるっちゃおるけど、完全アウェーやから」
翌日行ってみたらグラウンドのあちこちから聞こえてくる「お!ふおん来たやん!」の声。
おいおい聞いてた話と違うぞ。あっという間に輪の中に入ってく歩遠の背中を見て、やりやがったなと。
ぽつんと1人で立ってた時に近づいてきて声をかけてくれたイケメンが当時の主将、順平さんだった。お互いの地元が新開地ということから話が進み、ラクロスとは、関学ラクロス部とは、大学生活で部活をする意義とは、フランクな雰囲気でいろんな話をしてくれた。
グラウンドでは自分より年上のかっこいい大男達が練習に励み、それを取りまとめる主将が今隣でこんなにも優しく接してくれてる。
入部しない理由は何ひとつ無かった。
「入らせてください」即決だった。
順平さん、あの時きさくに話しかけてくれてありがとうございました。そしてご結婚おめでとうございます。そのカッコ良すぎる生き様に少しでも近づけるようにこれからも頑張ります。
こうして始まったラクロス人生1年目。言葉で表すことができないくらいお世話になった、一回生コーチのおじさん2人。斗真さんと凌人さん。本当にたくさんのことを教えていただきました。ラクロスの楽しさや勝った時の喜びはもちろんのこと、組織や社会の一員としての心構えや行動まで。ありとあらゆる学びを通して、「2人のために勝ちたい。胴上げしたい。」この気持ちを僕に与えてくれました。人のために全力を尽くしたいという感情を持てたことが何より大きな学びであり、今も変わらず思い続けています。
一回生コーチ2人が斗真さんと凌人さんで本当に良かった。ありがとうございました。最後は僕達の代で日本一獲って最高の恩返しをします。ボロ泣きしてくださいね。
2回生になり、Aチームの練習でズタボロにされ、完全に心折れていた年にお世話になったOFコーチの鶴さん、ほださん。散々お世話になったのにBリーグで微塵の成績も残せなくてごめんなさい。最後京大戦を終えた時の2人の表情を見て、僕はこのままじゃダメだと気付かされました。少し遅い気付きだったかもしれないけど、本気でプレーヤーと向き合ってくれた2人が居たから気付くことができました。身長が同じで、別タイプのツンデレ気質を持つ鶴さんとほださん。本当にお世話になりました。あの頃のOFメンバー総出で飲みに連れてってください。飛んでいきます。
3回生では、Rewrite世代のオフェンスメンバーを中心にたくさんの先輩にお世話になりました。括さんや圭哉さんをはじめ、お調子者で頼れる兄貴分の祐己さん、万年崩れぬマッシュの匠二朗さん、底なしに明るいブラザーいでこうさん、むっつりブレイン役の可登さん、挙げだすとキリがないです。日本一を目指す過程を間近で見ながら、自分もその一員として必死に着いていく。そんな日常でした。先輩達の引退が決まったあの日、気付けば僕も泣いてました。悔しくて、悲しくて、でもこんなにも愛に溢れる先輩達とラクロスできて幸せだったなって気持ちもあって。本当に貴重な経験ができた1年間でした。ありがとうございました。
いでこうさんブラザー会そろそろマジで予定立てたいです笑 僕が引退したら金晩か土晩で提案するので、朝まで空けておいて下さい。
ラストイヤー。思い返せば、数えきれない人たちに支えられてここまで来た。
後輩達へ。この1年間、4回生に対して不満や納得いかない部分も多くあったと思うけど、着いてきてくれてありがとう。一緒に練習したり飲みに行ったりミーティング死ぬほどやったり、その全ての時間がかけがえのない宝物です。最後はそんな最高な後輩達と日本一を獲りたい。あと少しだけ、わがままな4回生の夢に付き合ってください。本当は全員に感謝の言葉を書きたいところやけど、フリックで指紋が擦り切れちゃうからここでは1人だけにします。
おい朋幸。どうせ「長いなー」と思いながら流し見してたら名前出てきたから手を止めたとこよな。そのとおり過ぎて鼻の穴膨らませて笑い堪えたのも知ってる。このチームにベストブラザー賞があれば、間違いなく俺らが受賞してたでしょう。はじめはめちゃくちゃ腰の低い良くできた後輩やったけど、いつのまにか敬語の概念はなくなって、なんなら軽く手を出してくるようにもなったクソ生意気な朋幸よ。この最高な4年間はお前無しでは語れないくらいお世話になった。ほんまにありがとう。面と向かっては絶対言わんけど、まじで感謝してるし尊敬してる。調子の波に捉われず努力し続ける姿勢、常に高みを目指して貪欲に学ぶことをやめない志、きっとあと一年で世代を担う真のエースになる。他が聞けば引くほどの努力をしてるお前やから、思うようにいかない時に気持ちが沈んでる姿をよく見る。今後も同じことが何度も起こると思う。けど絶対に折れることなく、辛抱強く、ひたむきにもがき続けてほしい。お前が積み重ねて来たモノは、大事な場面でお前自身が必ず証明してくれる。周りもそれを信じてる。もちろん俺も。誰よりも信じてる。頼んだよ。
ここまで言っても涙腺干からびてるやろうから、アホほど高い洋食ランチと泥酔はしご酒はもう奢りません。奢られたきゃ読み返して泣いといてください。
次に、関学ラクロスに携わってくださる大人の皆様。いつも貴重な時間を僕たちに割いてくださり、ありがとうございます。トップリーグ初戦敗退、スーパーカップでの連敗、関関戦での黒星…。僕達を切り捨てるタイミングはいくらでもあったはずです。それでも常に熱意を持って関わってくださったおかげで、リーグ戦1位通過することができました。しかし、こんなにもお世話になっておいてここで満足して良い訳がありません。KGファミリー悲願の日本一という形でしかこの恩は返せません。絶対にやって見せます。どうか最後まで僕達と横並びで歩んでいただきたいです。よろしくお願いします。
両親へ。この4年間数えきれない迷惑をかけました。晩飯作ってくれてるのに何も言わず外で食べて帰る日が山ほどあったり、定期買いに行くの面倒で先延ばしにしてたら膨大な交通費の請求来たり、全て書き出すと悪夢のラッシュで気絶させてしまうくらいかと思います。こんな自分が唯一夢中になれて真剣に取り組めたのがラクロスで、それを何不自由なく続けさせてくれたことに感謝しかないです。本当にありがとう。これまでの人生22年の恩を返そうと思ったら一生かけても間に合うかどうか怪しいけど、なんとかします。その第一歩として、大舞台で活躍する姿を少しでも長い時間見せれるように残りのラクロス生活頑張ります。
同期へ。4年間一瞬やったね。このメンバーが同期で俺は幸せ者です。まじで、世界一恵まれてると胸を張って言える。なんでこんなに恥ずかしげも無く言えるんやろ。深夜に書いてるから?ラストブログやから?そんなん関係なく真っ昼間のシラフでも同じ事が言える。信じられへんかったら今度言いに来てくれ。真っ直ぐ目を見て伝えよう。ありがとうと。逃げないでね。これから先も何かとお世話になるやろうからここで終わりのつもりは全く無いけど、日本一獲ってみんなで祝杯あげれたら最高の節目になるし、その景色を想像するだけでうずうずする。楽しみやな。やるしかないね。
ひと通り感謝の言葉は書けたので、ここからは創部初の学生日本一へ向けて再度自分自身を、チームを、奮い立たせたい。
高校時代の恩師に言われた。
「人のために戦える奴が勝つ」と。
今のチームではこう言われる。
「応援してくれる人がいる限り、我々は走り続けなければならない」と。
考えてみてほしい。春先から負け続けていたチームがそれでも掲げ続ける学生日本一という目標。そのあまりにも険しい道のりを、今こうしてたくさんの人に支えてもらえているという事実がどれだけ有難いことか。みんなひしひしと感じてると思う。
それに応える手段は、感謝の念を抱いて走り続けること以外ないんじゃないか。そこに一切の妥協は許されない。KGファミリー全員の夢を叶えるために、この身果てようとも1グラボ1ライドがむしゃらに追い続けなければならない。いや、追い続けずにはいられない。スタンドの大声援がフィールドプレーヤーの原動力になるし、その戦う姿がスタンドの応援団の原動力になる。こうしてどこにも負けない組織を共創する世界線をこの一年で作り上げて来た。
本当に険しいのはここから。
我々が学生日本一を獲れば、関東一強の学生ラクロスの歴史が変わる。どこかで我々の姿を見た誰かが背中を押され、新たな挑戦を始めるかもしれない。今の関学ラクロス部はその可能性を秘めてる。
実現させよう。マジでやりやがったと言わせよう。
「綺麗とは傷跡が無いことじゃない
傷さえ愛しいという奇跡だ」
-ビンテージ/Official髭男dism-
どん底を経験したこの世代。見る者全てを虜にする綺麗な大どんでん返しはここから始まる。
そして、”中杉歩遠を日本一の主将に”。
最後に次ブログを回すたつひこの紹介をして締めくくります。
彼は結構呼び名が多いです。たつひこ、たっちゃん、たこ焼き、やえこ、会長、いろいろあります。ぜひ本人に由来を聞いてみてください。
そんな彼は天然なのか何なのか分かりませんが、ふとした時に出る行動に独特の笑いのセンスが垣間見えます。一つ上の代のアタックリーダーとのじゃんけんに負けて無言で目を見ながら中指を立てた時は腹抱えて笑いました。圭哉さんが優しくて助かった。
てことでたっちゃん、クセの強くてアツいブログよろしく!
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