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今の自分誇れますか?-3回生 FO #12 有馬大登-

平素よりお世話になっております。

日頃より応援をして下さるOBG、保護者、関係者の皆様いつも多大なるご支援、ご声援誠にありがとうございます。


中坊君から紹介に預かりました、3回生FO有馬大登です。


まずは匠の紹介をしたいと思います。

彼は本当に真面目です。

私生活でも、ラクロスに対しても、誠実で真面目で、

めちゃくちゃ尊敬しています。

愛嬌たっぷりの天真爛漫な可愛い彼女にも恵まれ、

本当に羨ましい限りですね。

腰椎分離症という腰に爆弾を抱えていたと思いきや、

とんでもないランシューをゴールにブッ刺している姿を見ると、センスにも恵まれているんかいこいつはと、

つくづく思います、。

リーグ戦でも勝利に導くエグいランシューブッ決めちゃってくださいっ!


紹介はこのくらいにして本題に入ろうと思います。

まさか自分が開幕戦前日のブログになるなど微塵も思っておらず、国語のテストが1番苦手だった自分が書く文章で開幕戦を迎えるのは正直人選ミスかと思われますが、そんな僕なりに思いを綴らせていただきます。


拙い文章ですが、最後まで読んでいただけると幸いです。



突然ですが、


「今の自分、胸を張って誇れますか?」


新チーム発足して以来、僕が最も自分に語りかけてきた言葉である。


もっと細かく言えば、僕なりの解釈は

「自分の言動に責任を持ち、本気で努力できているか」

である。


リーグ戦開幕を目前にして、最近考えていることがある。


それは、


日本1を目指す集団の1人として、ましてや試合にも出させていただけている身として、本当に自分は目標に向かって正しい努力が出来ているのだろうか。


もはや、今行なっていることが「努力」と言えるものなのだろうか。


長い年月をかけても、関学ラクロス部が見たことのない日本1という景色を見るために、これまでの自分のあらゆる言動や行動を振り返った際、僕は正直努力できているのかどうか分からなくなった。


いや、分からなくなったのではなく、努力できていない自分から目を背け、口だけになっている自分に気づきたくなかったのだろう。


もちろん自分なりに頑張っているつもりではいた。 


本気で日本1を目指しているつもりだった。


手を抜いて練習をしてるつもりもないし、上手くなるために何度も動画を見返して、言語化して、分析して、正しい努力をしているつもりだった。


そしてその努力が日本1になるために必要なことだと思っていた。 


でも何もかも甘かった。


頑張ってるつもりで、そんな気になっていた自分に気持ちよくなっていただけだった。


昨年のリーグ戦から少しずつ出場機会を与えられ、実際に相手の4回生に対して試合でポゼッションを取るなど、結果を残すこともできていたし、武者に行っても張り合えていたつもりだったので、正直自信もあった。


実際に今年は3回生の自分が関西でベストFOを取ると大きなことも言っていた。もちろん本気だった。


そんな自信とともに意気揚々と迎えた関東遠征や、スーパーカップ、多くの練習試合。


散々だった。


これまで真面目に練習に取り組んできたし、去年も勝ててたから今年も順調に成長出来るだろうと心のどこかで慢心していたのだろう。


そんな自分に対して、僕は向き合うことを恐れ、調子が悪いや、フォームがいまいちパッとしないから調子さえ戻れば大丈夫などと言った現実逃避を行なっていた。



本当に弱い、情けない。



最も重要である


「自分と向き合うということ」  から


僕は逃げていた。


もしこれに気づかず4回生の最後のシーズンを迎えていたとしたら、僕は一生後悔し続けることになったかもしれないし、これ以上成長することもなかったかもしれない。


一時的な小さな挫折ではあったかもしれないが、

僕にとっては、大事なことに気付かされた大きな挫折だった。


こんな自分についての語りが長くなってしまい申し訳ないが、


もしこのブログを読んでくれている部員がいるのならば、今年日本1を本気で目指す集団の1人として、


「その責任を果たせているか、果たすための努力をしているのか」


本気で自分に向き合って考えて欲しい。

部員数が130人を超える大きな集団に属している中で、


「自分の存在意義」


について目を背けずに一度考えて欲しい。


きっと自信を持って、責任を果たせていると言える人間はかなり少数になるんじゃないだろうか。


262の法則というものでは、集団において


優秀な2割

普通の6割

貢献度の低い2割


というような構図になり、チームスポーツを経験してきた人間なら割と納得のいく法則なのかなと僕は考える。


今自分と向き合った時、この構図の中ではどこに属しているのだろうか。


自分のことは自分が1番分かっているから

きっと自分がどこにいて、何ができているかなんて 

本気で自分と向き合えばすぐにわかるはず。


じゃあ真剣に自分と向き合って

自分が普通の6割もしくは貢献度の低い2割に属していると気付いた時、


「そんな自分を誇りに思えるだろうか?」


大好きな仲間や先輩が

本気で熱狂的に目標に対して努力している姿を

毎日隣で見ながら、自分の弱さに気付いた時、


「そんな自分を許せるだろうか?」


悔しくて、情けなくて仕方ないだろう。


これはラクロス部の一員としてとかではなく、


それは1人の人間として。


だからと言って130人を超える集団の中で

自分の存在価値を見出すことや、貢献することが

簡単かと言われれば全くそうではない。


貢献するってイメージしにくいし、出来る見込みもないことに対してモチベーションを保つことは簡単ではない。


役職や肩書きを持つ人間が注目されがちな集団の中で

自分の存在価値を見出す方法、

そんなものに正解はないが、


このチームに属してるなかで、

ただ1つ正解があるとすれば、


「日本1の景色を見るために熱狂的に努力する」


ということではないだろうか。



僕なりの考えでしかないので、異論もあるだろうが、

130人を超える集団が熱狂的な集団に変化した時、


見たことの無いような景色が見れるような気がする。


もし自分の小さな努力や、想いが、

130人を熱狂的な集団にさせる1つのきっかけとなり、

もしそれが日本1になるための一助となると考えたら、


それほどワクワクすることはない。


上手くいかなくて、苦しむことや、

モチベーションが下がることだって必ずある。

でもそんな時、チカラになるのは

きっと130人の仲間の存在だろう。


それこそが

関学の強さであるべきじゃないのだろうか。




いよいよ、明日からリーグ戦が始まる。


意地やプライドを賭けた最高に熱い試合になる。


新チーム発足して以来


どれほどの屈辱や負けを味わっただろう。


トップリーグや関関戦、


今思い返すだけでも気分が悪くなる。


今年の関学は弱い。

今年は関学に勝てる。


そんな事もあらゆるところで耳にしてきた。


そんな関学が、明日から始まるリーグ戦で、

圧倒的な強さを取り戻した時、

それほど面白い展開は無いだろう。


想像するだけでワクワクしてきた。


今年のチームなら必ずやれる。


これまでの苦しみには意味があったと、

必ず証明しよう。


フィールドで戦うメンバーは、

130人の想いや願いを背負って、

覚悟を決めて、全てを賭けよう。


8/12

リーグ戦第1戦

vs 同志社大学 @ヤンマースタジアム長居

19:00 FO



130人を超える熱狂的な仲間たちと、


愛に溢れるOBOGなどのサポーター、


全員で1つの熱狂的な集団になって


関学ラクロス史上最高に熱い夜にしましょう。


ALL IN,

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