日頃より応援してくださる保護者の皆様、OBG、関係者の皆様、多大なるご支援、ご声援ありがとうございます。ついに明日11/4関西Finalを迎えようとしています。必ず中杉組で関西王座を奪還し、全国への挑戦権を掴み取りますので引き続きお力添え下さい。
まずはブログを回してくれた松下真央の紹介をします。
真央ちゃんは格闘タイプです。めっちゃ散歩します。僕の下宿先の前も通ります。やめてください。めっちゃトレセン管理します。このチームのトレセン管理は大変ですが、今年1年やり通してます。トレセンで走ってました。めちゃフォーム綺麗です。誰かが痛んだら親身になって対応してくれます。安心感の塊です。怪我の管理もしてくれます。いつもありがとう。笑い方癖しかないです。大教室が揺れるらしいです。たまーに毒舌になります。結構、真意ついてきて半泣きにさせられます。トレーナーです。チームに不可欠な存在です。
そろそろ下段払い中段逆突きされそうなので人一倍心優しく、芯が強く、時より豆腐メンタルな彼女の紹介はここら辺にします。
ラストブログの日程がきてまさかFinal決勝の前日に自分の名前があるとは。
頭を抱えました。
そんな大事な日に自分?
「いやーテンションあがらんなー」
皆そう思ってるんだろうなと。なぁ悠馬。
何書いたらいいのかさっぱりわからないし。
幹部でも、チームに大きな影響力を与えられるほどのスター選手でも、毎日キャーキャー黄色い声援を浴びる中杉君みたいな人気者でもないし。
そう考えるとほんとに自分は平凡なんだと思う。
面白いわけでもなく、特別気が利くわけでもなく、賢いわけでもなく、皆の先頭に立つわけでもない。どちらかといえば人の後ろについて回る感じの平凡な人間。
恐らく千葉君と三浦君には異端児だと思われてると思いますが。
入部する際、ラクロス部の新歓ではお決まりの日本代表を日本一を目指せる、そんな文言を聞いて、平凡な自分でも輝けるのかもしれないと考えていました。
入部してから、同期の誰かしらが絶対いるからとよく壁打ちしに行って、気づいたら壁なんかそっちのけでくだらない話を延々とする。そんな日常が楽しくて、それに京都カップもウィンターも優勝して、自分達も再来年くらいには日本一にでもなってるのかな、なんて軽く考えていました。
そんな甘くはなかったですね。
2年生になり、上手い、強い、早いタレント揃いのチームの中やる練習では全くもってついていけず、毎日のようにボコボコにされて、正直キツかった。
毎朝練習に行くのが嫌すぎて、何を理由に練習サボろうか絶対考えて、でもいざLINEのトーク画面を開けば画面越しからでも伝わる凛太郎さんの圧には勝てず、結局何も送信せず練習場に向かう。
練習中も目立たないようにと水を飲むふりしてみたり、体の大きめな先輩の後ろに立ってみたりと全く真剣に自分に向き合わず逃げていたなと。
たまに出してもらう試合でも、通用するわけなく、自分のところで失点した時のベンチのため息があまりにも辛かった。大した努力もしていなかったからひたすらビビり散らかしてた。
でも、当時の4年生はそんな自分に対しても指導してくれたんです。厳しい言葉ももらったし、時より納得いかないと思うこともあったけれども、沢山の経験と指導を与えてくれ、伸び悩む自分に励ましやアドバイスをくれて、それがあったから3年生以降それなりにのびのびと試合でもやっていけたと思います。
特に凛太郎さんをはじめとするDFの先輩方には感謝しかないですし、期待に応えれなくて申し訳なかったなと思っています。
ただ、試合には出れても大した活躍はできない。結局、平凡なままでした。
去年、Finalの準決勝で最後のホイッスルが鳴った時、
悔しさと申し訳なさ
試合に出ていた立場なのに、何も貢献できなかった。ふるしょうさんのくそ痛い肩パンもそれ以降喰らうこともなかった。
積み上げてきたどんな過程も終わるのは一瞬なんだということを思い知らされた。ただただ平凡な日常で終わらすのは勿体無い。そう感じた気がします。
だからラストシーズン、自分は選手としてプレーでチームを引っ張ろうというのを1つ目の目標として持ちました。
でも、平凡な自分が引っ張っていたのはチームの足でした。
4年生になって初めて本当に今までの4年生の凄さを知った気がします。
今まで通り、平凡にのびのび活動するのには限界がありました。
シーズン始まるまでに幾度もミーティングを重ね、ビジョンやスローガンができるたびに感じたワクワクも
実力や覚悟が伴っていなければ、そんなもの簡単に暗闇に消え去り、いつの間にか獣道に変わってます。
特に自分の場合は
「あ、としさんロングに抜かれた」
から始まった失点で春先、チームを悪夢の連敗街道に導き、自分は試合に出れば毎回失点に絡み、そのまま肉離れと聞いたこともない膝の怪我で離脱。
当時、自分はチームにとって存在価値はなく、怪我したのをいい機会にしれっとトップチームから離れようと考えていました。無責任でしたね。
そんな中、チーム事情でCチームの臨時コーチとして参加したBリーグ、それが今年の大きな転機になったと思います。
劣勢だったのに、試合終盤の同点ゴールで試合を振り出しに戻し、さらに4Qまでサドンデスにもつれ込むタフな試合を制したあの日。
体力的にも精神的にも相当きついはずなのに、最後まで後輩達が必死にプレーする姿、自身が試合に出ているわけではないのに声を出し続けるベンチメンバーの姿、劇的な決勝ゴールが決まってまるで優勝したかのように勝利を喜ぶ姿。久々に胸が熱くなりました。
なんだこいつら、めっちゃかっこいいやんけ
いつもお茶らけてるのに、勝利のために全員が目の前の出来事1つ1つに全力で、あの時の後輩達は無性に輝いて見えたんです。
これだよな、本当にやりたいの
4年生としてあるべき姿のヒントを得た気がした。
その後、治療先の先生やトレーナーの皆には大迷惑をかけることになるのを承知で、半ば強引に練習に復帰して開幕戦でメンバーに入って、不安定ながらも色んなサポート受けながら、気持ちでリーグ戦に出れ続けているってわけです。
いつも呆れるくらいテーピング巻いてくれてありがとう。
直接言うとまた馬鹿にされるのでここで挟ませてもらうと、
これまでずっと同じポジションで個人的に意識していた狗巻と友久、
今3人でゴールを守れているのはとても嬉しいです。自分にとって君達の存在は大きかったなと思います。ありがとう。
女々しき守護神を含めて円陣組むあの時間がすごく好きです。
彼らだけじゃなくて、同期とできるラクロスは楽しい。
同期の皆のナイスプレーはやっぱり嬉しいんです。皆気づいているか分からないですけど味方が点を取ったらまぁまぁな確率でその歓喜の輪まで駆け寄ってしまいます。
まだ駆け寄れてないので加藤君と小松君には明日たくさん点を取ってもらいたいですね。
良いことも悪いこともどんな話題も笑いに変えてくる同期の皆との日常は地元を離れて暮らす自分にとって大きな支えだったなと今になって思います。
話が逸れましたが、そんな気づきをくれたあの時のCチームのメンバーと一応高木くんには感謝しています。
そして
もう一つ今シーズン初めに立てた目標。
後輩達が少しでも伸び伸びプレー、活動できるように支えてあげること。
自分は下級生の頃キツくて、辛くてなかなか練習に精を出せなかったけど、それでも先輩達がたくさん声をかけてくれて絡んでくれたからなんとかやってこれた。
次は自分の番だと思ってました。
だから、なるべく自分から後輩の皆には声をかけようと思っていたし、もし悩んでいそうだったらせめて話は聞いてあげたいなと思っていました。自分の経験から何かきっかけを与えれたらベストだなと。
けど、自分が相談役になる必要もないくらい皆上手いし立派だし、
大型犬みたいな筋肉バカ達がカモシカだのサボりだのとバカにしてくるし、
ユニフォーム貸してくださいとお願いするくせに、「21番とか舐められる番号や」とかふざけたこと言うてくる奴らがおるし、
もはやどっちが先輩なんかわからないくらい生意気すぎる奴らばかりだけど、
「試合勝ってくださいね」って言ってくれたり、リーグ戦前に「頑張ってね」ってLINEくれる奴がいたり、
試合後に「カッコよかったです」って言ってくれたり、
「としさんとしさん」ってしょうもない話してきたり、
自分にとってはもうどうしようもなく可愛い後輩達ばかりで、
皆のブログでも後輩に対してのメッセージをよく見るけど、それだけ僕らは君達のことが好きなんだということだと思います。
そう思える君らのような後輩達を持てたのは今の4年生の特権だなと。
振り返れば、支えられていたのは自分の方でしたね。
結局、今シーズン初めに持った目標は2つとも達成できず。
そしてもう気づいたらFinal決勝。
春先の悪夢が嘘のように同期も後輩も皆輝いていてリアルに今チームええ感じなのに、自分はまだ何もチームに残せていない。
この4年間、面白いわけでもなく、特別気が利くわけでもなく、賢いわけでもなく、皆の先頭に立つわけでもない。どちらかといえば人の後ろについて回る感じの平凡な人間のまま。
でも僕らのラフテルまで、日本一まであと4つ。もうこのチームでできるのも長くて1ヶ月半。
このまま平凡な自分で終わっていいのか?
少しくらい爪痕残せよ。
お世話になった人達に、可愛い後輩達に、皆に、輝いてるところ見せてみろよ。
面白くて、カッコよくて、皆の人気者のような正統派のスターにはなれなかったけれど、
どうしようもなく平凡で、
でも皆に支えられてなんとかここまできた。
最後くらいなってみろよ異端なスターに
本当は家族とか同期とかお世話になった人達に感謝の気持ちを綴った方が良かったんだと思いますが、まだ引退する気無いんでここではやめておきます。
一旦ここら辺で自分の想いというか、自分への喝というか、今となっては長くてまとまりのないことに頭を抱えるこのラストブログを終わります。
あ、ごめん最後に一つだけ。
さぁ、11/4もう明日。
苦しい時期もあったけど、
それぞれ立場も、学年も、考え方も違うけど、
調子がいいやつも、悩んでるやつも、特に何も考えてなさそうなやつもいるけれど、
そんな130の個性一つ一つがこのチームを日本一へ押し進める原動力。
それが中杉組。
そうやってここまでやって来た。
そしてこれから先も。
誰一人欠けちゃいけないよ。
勝つよ
関西獲って、日本一の挑戦権掴んで、最高の笑顔で写真とって、
まだまだみんなで航海しようぜ!kkk
中杉歩遠を日本一の主将に
ALL IN
DF#21本多利行
次にブログを回すのは三宅晴仁です。
せいじは天性のお笑い製造機です。
彼のわがままボディとエピソード、俊敏さ、歌のうまさ、もはや存在するだけで人々の笑いを掻っ攫うチームのアイドルです。彼の隣にいる人が笑わなかったことないらしいです。プレイヤーグルに送られるせいじの写真や動画はダンスしてるか上裸か服破れてるか、染色されてるか、、、
バイトでは毎回トイレ休憩に1時間かけるらしいです。
いろんな意味で彼のプライベートを書くと取り返しのつかないことになりそうなのでこれ以上足を踏み入れるのはやめます。
ただ、そんな彼も今年は圧倒的な力で他チームDFを蹂躙していったBチームOFを率いるアニキです。きっとBリーグ全学でも日本一に導いてくれるでしょう!
頼りになるせいじの熱いブログで沢山笑かしてもらいましょう!
じゃあ、よろしく!
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