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大切なこと-4回生 TR 坂根 未流-

平素よりお世話になっております。



まず初めに日頃より応援してくださるOBG、保護者、関係者の皆様いつも弊部への温かいご支援、ご声援誠にありがとうございます。



試合の度に会場に足を運んでくださったり、配信からも応援してくださり本当にありがとうございました。

今年度の公式戦としては1回生のウィンターが12月頃から始まりますので、その試合もぜひ注目していただきたいです。



井手康太郎から紹介に預かりました、

4回生TRの坂根未流(さかねみる)です。



まず初めにブログを回してくれたいでこーの紹介をさせていただきます。

彼はとにかく声が大きいです。優太朗も紹介していたように本当に太陽のような人です。

一度真里と梅田のエスカレーターを登っている時に、いでこーの声が聞こえて、2人で探してみると3列並んでいるエスカレーターの一番端っこを下っていたいでこーを見つけたことがあります笑

「エスカレーター1列挟んでるのにこんなに声聞こえるんやな」と真里と笑いました笑

グラウンドでも彼の声は大きく、内緒事できるのかと言うぐらい会話は丸聞こえですが、彼のおかげでみんなが笑顔になることも、場が盛り上がることもたくさんあるので学年に欠かせない人だと思います!

p.s. 粟田さんの話普通にやめてください(-_-)



いでこーの紹介はこれくらいにして、そろそろ本題に移らせていただきます。



毎年この時期に少しずつ更新される先輩方の引退ブログを楽しみに読んでいた私がもう4回生になり、引退ブログを書く時期になりました。

今思い返せば4年間あっという間でした。



内容としては少しの振り返りと、私の4年間の体育会男子ラクロス部での活動を通して人として大切だなと感じたことを書かせていただきます。

拙い文章ではありますが、最後までお付き合い頂けると幸いです。








「大切なこと」








1回生の頃、

入学式もないし、新型コロナウイルスの影響で授業はほとんどオンラインだし、

1回生練習が始まり出したのも8月だし、

食堂には透明のアクリルボードがあり友達と食事をしながら会話しようと思っても聞こえないし、

高校生の頃に思い描いていたキャンパスライフとはかけ離れたものでした。


 

しかし、そんな生活の中で中高も同じ部活だった1つ上の美優先輩に誘われたことがきっかけで参加した新歓で、大雨の中楽しそうに練習されている先輩方を見て、

ほとんどの選手が初心者で、学生主体で、日本一を目指しているという点や、120人もいる組織なのにポジションごとなどで練習が別になることもなく、基本的には練習場所が全員同じであることということをとても魅力的に感じ、この組織で学生生活最後の部活生活を過ごしたいと思ったので、入部を決め、私の体育会男子ラクロス部でのトレーナーとしての活動が始まりました。



この4年間を振り返って思うことは、スタッフ、トレーナーとしての生活は入部前想像していたよりもとても大変だったということです。



週5日の練習で学年も価値観も、性格も頭の回転の速さも物事の優先順位も全然違う120人ほどの部員と関わり、その中の約25人のスタッフと意思疎通しながら練習や試合を回してきました。

毎試合変わる4、5人のベンチスタッフになると事前に何度もミーティングをし、試合当日コート内で直接点数に関われないからこそ、当日の流れなどについて事前準備を徹底します。



当日選手が万全の状態で試合に臨めるように環境を整えることがスタッフのできることであり、やるべきことだと私は考えています。

入部当初、私は先述のようなスタッフとしての仕事や、早寝早起き、トレーナーとしても怪我についてやテーピングを覚える、オンライン授業の課題など、9月ながらまだ慣れない大学生活に追われ、チームに対しての感情というものは正直まだ何もありませんでした。

そして2回生になり、上回生チームに合流し、

1回生の頃は特に新型コロナウイルスの影響で練習も少なかったので、今まであまり関われなかったプレイヤーの先輩の名前を覚えたり、上回生としてリーグ戦のベンチに入らせていただく機会があったり、Bリーグに関わらせていただいたり、新1回生が入ってくれた頃には育成担当の学年になるため育成方針を決めたりと、

2回生が上回生のことも1回生のことも関わる学年なので4年間で1番記憶がない1年でした。



この2回生の頃にABCそれぞれの上回生チームが真剣にラクロスに向き合い、本気で日本一を目指している先輩方の姿を間近で見ていくうちに、

上回生として、トレーナーとしてこのチームに貢献したい。

大好きな先輩方の目標だからこそ「学生日本一」の目標を達成したい。

そう思うようになりました。



今年のラストイヤーでも私の目標は変わりませんでした。



大好きな先輩方が目標としており、達成できなかった「学生日本一」だからこそ必ず達成したい、

チームのことを真剣に一緒に考えてくれる2、3回生が後輩の最高のチームだからこそ、1日でも長く一緒に練習をしたい、

最後までそう強く考えていました。



そしてこれが私が部活動に行く理由でした。



しかし、直接点数に関われないからこそ目的や存在意義を見失うこともあるし、

体育会に入っていない人と比べてしまうとどうしても忙しいし、友達と遊ぶスケジュールも合わないし、組織内の人間でしか理解しきれない悩みや、ここまでしないといけないのかと思ってしまう時もあるほどプライベートの時間を削られることも多いし、苦しいこともたくさんあり、やめたいと思ったことが何度もあります。

 


そんな時に話を聞いてくれて止めてくれた先輩や、みるでなきゃできないことを言語化し存在意義を伝えてくれた同期がいるおかげで、今私は体育会男子ラクロス部で学生生活最後の青春を過ごせています。

この学生主体で日本一を目指しているラクロス部だからこそ得れたものはたくさんあります。

普段大変な思いをしているからこそ、選手の期待通りのテーピングが巻けて「めちゃくちゃ良い!ありがとう!」と言ってもらえた時や、試合で選手が点数を決めたり、セーブやボールダウン、パスカットをしている姿を見ると、とっっっても嬉しく、日々の努力が報われます。



だからこそこの4年間を通して人として成長もできたと自信をもって言えます。



やめたいと思ったことはありますが、

入部したことを後悔したことは1度もないです。



いでこーからの紹介にもあったように、私は心配性なのでオドオドしてしまう時がありますが、その心配性も1回生の頃に比べると、試合や経験を積むごとに少しずつましになっていったのではないかと思っております。。






そんな私が冒頭にもあったように、4年間のラクロス部生活を通して人として大切なことだと感じ、後輩たちに伝えたいことをラストブログという場を借りて頑張って絞って4つ書かせていただきます。

(私自身まだまだ未熟な人間なので、温かい目で読んでいただきたいです。)






まず、1つ目。

学年問わず最上回生になった時に縦のつながりももちろん大切でリーグ戦などでの後輩や保護者、友人、OBGの方々、応援団の声援や応援などで勝敗は全然分かれると思います。

(いつも応援ありがとうございました!!長居スタジアムや、たけびしスタジアムなどの大きな会場でのベンチは、後輩たちの太鼓などを使った応援を特に肌で感じることができるので、いつも楽しみにしていました。)



しかしそれよりも別の部活のスタッフの友達とも話に出るのが、

どうしてもラストイヤー、先輩がいない中最上回生として後輩たちを引っ張って行く時に大切になるのは横のつながりだと思います。

なので、各ポジションごとでも学年ごとでも、1回生だからまだ早いなんてことはないから、話し合うことに慣れておくことが大切です。



また、ポジション問わず後輩たちが私たち4回生のことをよく見てくれて、4回生1人ずつの良い面も悪い面も特徴を掴んでいるように、

2回生や1回生も3回生のことをすでによく見てくれていると私は思います。

それは最上回生になった時にすごく心強くなる部分でもあるし、見られてるからこそしっかりしようと気を引き締められる部分でもあるので、

どんな小さな努力や行動でも

「誰かは絶対どこかで見てくれている」

という考え方を忘れないで欲しいです。



また、目標や存在意義を見失うことがあっても、

毎年誰かにとってラストイヤー(これは全国準優勝であった2021チームのスタッフリーダーの冴桜さんの教えです。)

だからこそ、後々後悔しないように真剣に部活動に取り組んで欲しいです。




次に2つ目。

どんな少人数のミーティングにも遅れない。

スタッフの試合の反省掲示板への掲載期日は守る。

先輩からの連絡は必ず返す。

任せていただいた仕事は120%で返す。(これも冴桜さんの教えです。)

また、1回生の入部してすぐにまず先輩から教えていただく報告、連絡、相談の"報連相(ほうれんそう)"や、共有能力など、

他にもまだまだありますが、これら一つ一つの行動が共にチームを引っ張っていく特にスタッフ間での信頼に繋がってきます。



失敗しない人なんてこの世にいないです。

なんなら、先輩がいるうちにたくさん失敗してください。

でも失敗した後の行動が大切です。

しっかり何がいけなかったのか、どうしたら良かったのかを考え、理解し、次に同じことを繰り返さないようにすることが大切です。




そして、3つ目。

「タフでなければ生きて行けない。優しくなれなければ生きている資格がない。」

これは私が大切にしている言葉で、アメリカの小説家、脚本家が書いた作品の台詞です。

私は生きている資格がないとまでは思っていないのですが、「優しくなければ生きている資格がない」という部分を常に意識しています。

 


体育会の組織では先述のように価値観も全く違ったり、考え方が違う人がいても接することを避けることはできないです。

なので、傷つくことはたくさんあるし、悲しい思いも嬉しい思いもたくさんしました。

 


そんな時にこの台詞だけでなく、ある人からかけてもらった

「傷ついたり、悲しい思いをした人は同じことを人に対してすることは絶対にないし、人として成長する機会を与えられているということなんだよ。だから、これを乗り越えたら優しい人間になれるんだよ。」

という言葉をずっと覚えています。

 


人が勝手に見下していい人も、適当に扱っていい人もいないんです。

全員が平等です。

無意識だとしても傷つけた側は大したことないと思っていたりして覚えていないことが多いですが、傷ついた側の記憶には残っていることが多いです。




なので、括もFINAL3の同志社戦の時に言っていたように

「人を考える力」や、人を思いやれる心を全員が持っている、

お互いを信頼し合い、大切にし合える

そんな組織になって欲しいです。

ラクロス部には本当に人として素晴らしい先輩や同期、後輩がたくさんいます。



そんな人たちの良いなと思った部分は技術に限らず、たくさん盗んでください!






最後に4つ目。

何事も最後まで諦めないでください。



私は特にこれは就職活動だったのですが、長くなるので一言で言うと

途中で就活を終えずに、ちみちみ続けていたおかげで時間はかかりましたが、納得して就職活動を終えることができました。

部活動の話ではありませんでしたが、

部活動もプライベートも就活も何か引っかかることがあるなら

必ずその違和感を無視せず、諦めず、最後まで続けることが大切だということです。








ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

偉そうに個人的に大切だと感じたことを書きましたが、私自身まだまだ未熟で未完成な人間なので、これからも精進していきたい所存です。




最後に直接伝えるのは少し恥ずかしいので、この場をお借りして感謝のメッセージを綴らせていただきます。






同期へ

新型コロナウイルスが蔓延し出した年の入学組なので、同期の人数が他学年に比べると少ないけど、その分学年が少人数でぎゅっと仲が良いなと思うことが多かったです。



特に真里とは家が近いので、ほぼ毎日私の最寄り駅から同じ電車に乗り、帰りも私の最寄り駅で「また明日~」と言って別れる。といった感じでラクロス部で一番一緒に過ごしてきました。

帰りの電車での会話の時間やたまに行く練後のご飯、スタミ前の映画鑑賞などは全てかけがえのないものでしたし、

真里に限らず学年みんなとの今までの当たり前の日常だったものがもう当たり前じゃなくなることや引退したことが未だに信じられないです。



ただ、関西学院大学に入学して、男子ラクロス部に入部して、みんなが同期で良かったってことは心の底から感じています!

4年間ありがとう!






後輩へ

ラストイヤーでの毎日の練習ではプレイヤーやスタッフ問わず、見ている韓ドラの話などの日常のしょーもない話を後輩たちとするのがとても楽しかったです。


特にプレイヤーに伝えたいことは、トレーナーがいつも口うるさく伝えている、アップとダウンは本当に大切です。引き続き日々の練習から怪我を予防していってください。


そしてスタッフたち、10/22(日)のFINAL3の会場が約1年前、予選1位通過だった先輩方が京都大学に負け、まさかの引退を迎えてしまったFINAL以来のたけびしスタジアムでの試合ということなどを含め同志社戦の話をしている時に

「私絶対同志社に負ける気しないです!」と4回生スタッフに伝えてくれる後輩スタッフがいてくれて、

私たち4回生スタッフを日本一のスタッフにすると言ってくれる後輩がいてくれたことがとても嬉しかったし、心強かったです。

特に3回生トレーナーは3年間支えてくれてありがとう。ついてきてくれてありがとう。


後輩スタッフ全員、たくさん4回生のことを見てくれてありがとう。


今年1年、4回生が決めたことに対してもっと良い方法や選択肢があるものもあったと思います。

それらは各学年が最上回生になった時にぜひ改善して生かしてください!!


そして、チームのことを1番に考えてくれる同期、後輩たちをたくさん頼って共に支え合って、良くも悪くも最上回生によってチームの色は全然変わると思うので、それぞれが4回生になった時に決めるチーム目標の達成に向かって日々後悔しないように練習に取り組んでください!!






両親、妹へ

いつも私がやりたいように部活動に所属させてくれて、支えてくれて、応援してくれてありがとう。

私が部活に全力を注げたのは家族のおかげで、試合の応援にも来てくれる両親と妹がいることに感謝しています。

関西FINAL準決勝で私よりも泣いてくれている後輩の泣き顔を見て私の涙は引っ込んでしまっていたけど、お父さんに引退した報告をするべく電話した時に、「頑張ったね」って言ってくれた一言で涙が止まりませんでした。

親って偉大だなって思うことが特に多い4年間でした。これからもよろしくね♡






最後に

OB・OGの皆様、今までお世話になった先輩方、中島さん、植地さん、中塚さん、天真さん、トレセンの方々、そして保護者の皆様に感謝を申し上げます。

可愛がってくれるたくさんのお兄ちゃんやお姉ちゃん、私を慕ってくれるたくさんの弟や妹に出会え、同じ目標に向かって真剣に一つのことに取り組める生活を送れたことを当たり前のことではないと感じています。


体育会男子ラクロス部は本当に素晴らしい組織です。この組織に所属してよかっなぁと本当に思っています。

この4年間の生活、得れたもの、出会えた方々すべてが財産です。

1回生プレイヤーが「引退ブログ楽しみにしてます!」と伝えてくれたのも愛おしかったです笑


部活外でも部活動が忙しいことを理解してくれ、「未流ちゃん会いたい!」だったり、「未流ちゃん試合見に行きたい!」や、「未流ちゃん部活よく頑張ってるね」など嬉しい言葉をかけてくれる友達がいるおかげで充実した学生生活を送ることができています。

周りの人に恵まれすぎていると思うことが多い4年間でした。


今まで関わってくれたみなさん本当にありがとうございました(*^^*)




以上で私のラストブログとなります。


拙い文章ですし、私がこの場をお借りして伝えたいことが詰まりすぎたブログですが、最後まで読んでくださり本当にありがとうございます。






そして次にブログを回す植本可登について紹介させていただきます。

可登は私的学年の優しい人トップ3には入るとても優しい心の持ち主です。

しかし、彼は真顔で嘘(本人曰く冗談)を言ってくるので何度も騙されました笑

ただそんな私生活とは変わりラクロスに関しては、戦術をすごい考えているしラクロスが好きなことが伝わってきますし、ラクロスIQ高いんだろうなぁと思うことがよくありました。

選手とBコーチの兼任本当にお疲れ様!




じゃあ可登よろしくね!!

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