平素よりお世話になっています。保護者の皆様、OBG、関係者の皆様、多大なるご支援、ご声援ありがとうございます。今後とも関西学院大学体育会ラクロス部をよろしくお願いいたします。
まずはブログを回してくれた千葉について少し、
この4年間家が近くて、車で送ったり送られたり、飲み会の帰りの電車も最後まで同じことが多かった記憶があります。彼はめちゃくちゃ細かいので大雑把な僕とは合いません笑でもいっぱい一緒にいました、Bコーチに千葉を始めに推したのも僕なので1年間勝手に責任を感じていましたが、持ち前の細かさで僕の勝手に描く理想のBチームを作り上げてくれました、本当にありがとう。ずっと嫌われてへんか気にしてたけど、今こんなに後輩に感謝されてるコーチとは思われへんほど、初期はまぁまぁ嫌われてたよ笑ライブとかもまた行こな、チケットはませてください!4年間ありがとう
始めに、このラストブログでは、まだ負けてしまう前に書いたものを読んでいただき、その後、書き足したものを読んでもらう形になります。
注意事項としてとにかく長いです(冗談抜きで5000文字あります)日本一長いラストブログにしようと意気込んで書いてます、それでも最後までゆっくりと読んでもらえるとありがたいです。
まず、この1年の感想はシンプルに"1年間って長いな"と言うものです。
まぁ、中杉を中心にチームとして色々試行錯誤してきた結果だと思います。そんな長い一年で自分の中大切にしてきたこと、これから後輩たちに大事にしてほしい当たり前のことを1つだけ。
『自分のいる環境に本気でこだわること』
これは僕みたいなその他大勢側だと自分を思う人に特に考えてほしい。まず自分の現状をしっかりと理解して、適切な努力を行うこと。僕はこれに1番苦労した。
2024年シーズン始まり2月、今シーズン今から始まっていくって時に足の怪我をしてしまった。
骨折だった、疲労骨折も重なり完治は早くても4ヶ月後と医者から言われた。4ヶ月には当初絶望したが、正直怪我で離脱なんてよくある話だと思っていた。想像の通り僕は自分のせいで苦しい4ヶ月を過ごした。
しかし、ここで想定外の事態が起きた、チームが勝てない、トップリーグ初戦敗退、関関戦敗北、練習試合ボロボロ。
当初は自分がいないから負けてるんだとか軽く捉えていたが徐々に不安と不満が募っていった。
外からチームを見ると色々なものが見えてくる、
集合の時話聞いてない、クリライの時間を休憩みたいに過ごす、グラボ追わない、GS間に合わない、今まで見過ごしてきたことばかりに目がつく、自分も今までその一員だったはずなのに、それを忘れて自分勝手な不満だけが募っていった。
プレーヤーとして何もできない分何かしないとという焦りも重なり逆に迷惑を何度もかけてしまった。
本当に申し訳ない
問題は表面上だけ捉えて、目の前の事象にただ噛みつき続けたことだと思う。
怪我という現実を受け止めたつもりでいたが本当の意味でそれを落とし込むことができていなかった。
だから、復帰前の1ヶ月自分ができる役に立つことを考えた。
結論 "バカになろう"
僕の同期には優秀な奴が多い、僕にそれはなかった。狗巻みたいなうまさも、としみたいな経験も
ふおんみたいなリーダーシップも、特にない。いろんな部分で秀でるものがないと思った。
ただ自分がバカであることは自覚していた、僕は馬鹿げたことも言うし、理想を語るし、大口も叩く。何ゆーてるねんって言われることが多い。
だから、このチームで1番バカになろうとと思った、バカみたいに声出して、喜んで、悲しんで、楽しんでやろうと、そしてみんなもバカになってもらおうと思った。アップ中に叫ぶ、ショットが当たっても喜ぶ、いいプレーで吠える。いろんなことを1年を通してやってきた。
ただこのバカになるのって今年の組織の雰囲気ありきだとも思っている、この頑張りもチームに助けられた部分も多い。みんな俺のこと愛してくれている、そう思えたからこんな感じで続けられた。
ふみやなら知ってると思うけど、俺は元々人前であんな感じで、喋ったり、声出したりするタイプじゃない。サブキャラみたいなやつです、大学デビューなわけです。本当にこんな変なやつを受け入れてくれてありがとう。
こんな感じで自分の現状を捉えてきましたが、それだけではまだ足りません、適切な努力が大事。
僕はあまりがむしゃら努力をするタイプではなく、バカなりに考えて努力しています。後輩にはさらに考えて練習してほしい。バカになって少し気づいたのですが、数人で盛り上げて練習すると目標は考えられても、目的を忘れてしまうことがあります。
1on1であれば、確かにその人とのワンワンに勝ちゴールを決めることが目標ではありますが、その奥の目的として、1on1を勝つことで数的有利を作ることだと思ってます。だから目線を下げて1on1したり、抜き切ったのにすぐ打たなかったり、ボールの出どころから視野を切って押し上げをしたりすると目的からずれている。
「全員で声出そう」とよく言われますが、まさにそうだなと、そうする事で全員が考えて練習すること集中できるなと。
加えて1つだけ、アドバイスをもらう時自分の意見や考えもビビらずに教えてほしいなと思います、そう言う雰囲気を1年作ってきたつもりです、全てがわからない丸投げの状態だと、ただ他人の教えをインプットするだけになるので…
努力はマジでめんどくさい、継続は力なりなんてしんどいことは言わないけど、ちりも積もれば山となるです。継続ができなくてもちょくちょくできる時にやればいいです。頑張って!
こんな感じで頑張ってきましたが、今のチームは最高の環境にできているのかはいつも不安でいっぱいです。
そんな中でも特にBリーグは、運営をしていて良かったと本気で感じている。
最高の環境を自分で作るために、3回生からはAで練習してからBリーグ。大好きな1on1も、ほぼ負け確のくぐりさん、けいやさんとずっとなるようにしていた、楽しかった。でも問題は1.2回生の時、ラクロスって何?まだ部活やっとるん?部活あって遊びに行けへんのか?と友達に言われるわ、目標もなくただ努力するだけ、この時期は本当に面白くなかった。
そんな時期があったから自分だけじゃなくてチームにも最高の環境できるようにと思うようになった。
だから、後輩にも最高の環境を作りたくて、なくなりかけていたBリーグの主催を申し出た、全く運営とかやったことなくて、ほんまにいろんな人に迷惑をかけながら運営した。そして今年度B.Cチームの2チームでのBリーグの参加も提案した。
ありさ、たいき、みさきちゃん協力ありがとう。
そして、関西優勝のBチーム、まさかの快進撃を見せてくれたCチーム、ほんまにありがとう。勝った時の嬉しそうな顔はもちろん、どうやったら出れるか本気で悩んでる奴や、メンバー外されてガチで怒ってるのにそれをパワーに変えて自主練してた奴。本気でラクロスに向き合えてるのを見て、僕の理想の環境に少しでも近づいているんだな感動してます。
色々書きましたが、総合して今年は最高のチームだという結論に至りました。
手応えを感じたのは広島での合宿を終えてから、なんかテンション上がって中杉にLINEした、最後ってのもあるけどそれ抜きにしてほんまに何かを掴んだ4日感やった(ヨギボーもゲットしたし)、そこからは怒涛の3ヶ月最高やった。
僕はこのチームで日本一が取れたらそれは本当に文句なしに全員のおかげと言える、もしどこかで負けたとしてもロジャー並みに笑って、最高の1年だったと言える気がする。
だからなんとしても取りたい、日本一
やろう、やってやろう、今までとは大きく変えたからこそできた失敗や成功も含めて、証明したい、関学ラクロス部が最高の環境だと。
(2024/11/3)
"11月4日月曜日 FINAL3決勝 敗北"
試合が終わり号泣
中杉の挨拶で号泣
スタンドの応援席を見て号泣
応援してくれた人見て号泣
神戸の歌で号泣
めちゃくちゃ泣きました、笑えませんでした…
なんなら3Qから泣いてたかも笑
ただ、単純に悔しかった。
自分たちが勝てな勝ったのもそうだが、関学が1番であると結果かで証明できなかったことが悔しくて、申し訳なかった。
ボロ勝ちして後輩を試合に出したかった、中杉を胴上げしたかった、後輩たちに関東の強さを感じて欲しかった。
ずっといろんなことを語ってきておいて負けてしまった、あの日はみんなにごめんばっかりを言っていた、中杉に、同期に、応援席にごめんばっかりを言っていた。ありがとうと言えない自分に努力不足を感じた。
本当に悔しい、負けたあと何日か何もできなかった、壁をしても、チェック練をしても動画を見ても、日本一になることはもうできないんだと痛感した。今何をしても無駄にしかならない。納得ができない。
ただ希望があるとすれば、来年後輩らが日本一になること、そして再来年2連覇すること、そして前人未到の3連覇すること!後輩に僕らの悔しさを晴らしてほしいとかそう言うのは嫌いなのですが、そうすればこれで良かったと思えるはずです。今はまだ当分無理そう…笑でも一旦区切りなのでここは潔く諦めようと思います。
ここからは例に漏れず感謝タイムです!!
1回生
勝つということに責任を感じて欲しい。
いつもふざけていても、バラバラでもいざという時にチームの勝ちに一丸となれる組織であって欲しい。今年は何かと教えたりする機会が少なかったと思うけど、シーズン最後は1回生が締めくくる、これも伝統やから、今まで応援してくれた分最後本気で応援させてくれ、勝ってチャンピオンT着たいな〜笑
2回生
正直君らは天才やと思う、上手いし、真面目やし、熱意もある。何より可愛いよな笑こんなに後輩って感じの後輩ができて俺は嬉しい。生意気なの全然ウェルカム!ラクロス面では試合にガンガン絡んでるやつもそうじゃないやつもいると思う、特にそうじゃない人達!大丈夫や、意外となんとかなる笑死ぬ気で考えて、努力して、ラクロスしたら意外と大丈夫笑頑張れ!
Aにきてくれたロング3人まだまだですが、ほんまに上手いな。そしてあっちゃん、ともひろマジでお前らのおかげでまだ自分って強くなれる可能性あるなって思わされた、お前らとの1on1めちゃくちゃ楽しかった。
3回生
君らって意外と静かやし、温厚よな。キャラ強い感出してるけど、意外と1人で努力したり、考えすぎてる。当てていいって言ってるのにショットを当てないじゅんき、世界の命運1人で担ってるんかってくらい緊張するともゆき、熱いやつなのにそれを隠そうとするかいし、いい感じの時に何かと練習に来れなくなる中井。それぞれ小さな葛藤があって、でもそういう自分と向き合う力みたいなのはめちゃくちゃ強い君らのいいところやと思う。期待より心配の多い学年やけど、めちゃくちゃ楽しみです。
スタッフ
スタッフに関してはキャラも自我も濃いな、ビデオに心の声入りまくってる子、一生僕と狗巻を間違える子、1回生なのに物怖じせず僕らに注意してくる子、ふおんの無理難題を捌く渉外班の子、他にも様々な面で活動してくれていて、今年1番変わったのは何よりもスタッフだった。もはやうちのスタッフは裏方ではなくて演者やったと思う、まさにALL STARでした。ありがとう
コーチ陣の皆様
今年度は例年以上に多くの大人の方に関わっていただきました。中島さん、植地さん、シュンソク、けいやさん、杉本さん。本当に色々な角度からラクロスを考えることができた1年でした。ありがとうございます。特に杉本さん、僕ら4回生は負けが続いていた時期から杉本さんだけは諦めさせたらあかんって言い合うくらい、杉本さんに関わっていただき、成長できました。本当に感謝してもしきれません、ありがとうございました。
家族、親戚、保護者の皆様
4年間本当にありがとう、僕はほんまに愛されてると思います。応援来てくれたり、インスタ見たでってLINEくれたり、うるさいくらい本気でやれよって後押し続けてくれたり感謝しかないです。
負けたあと初めて涙が出たのは観客席を見た時でした、毎回声をかけてくれるふみやママや千葉ママ、練習試合にまできてくれる大勢の保護者の方々、最高の写真の俣野さん(決勝活躍するって言ったのにできなくてすみません)。勝てなくてごめんなさい。最高の場所で4年間やってこれで良かったですありがとうございます。
母へ
一旦22年間ありがとう。ほんまに迷惑で自分勝手な息子だったと思います、でも自由にやらせてくれてありがとう。
急に海外で働き出したり、息子の試合より友達との旅行を優先したり、僕以上に自由な人ですがそのおかげで本当に楽しかった。ありがとうでは言い表せないですが、ピッタリな言葉も見つからないので、ありがとうの数でとりあえず埋めたいと思います。本当にありがとう。
同期へ
DF陣は今年はスタメンが4回生ばっかりで下級生には申し訳ないけど、ほんまに楽しかった。アホみたいに長いスカミも、じゃんけんで出番決めるSDF3人も、すぐに拗ねちゃうゴーリーも。3番手ですぐに審判にキレる奴も、静かなのを背中で引っ張ると勘違いしているディフェンスリーダーも4年間ありがとう。特に利行、いぬ、ジャンボとやる円陣はしつこくやりたいって言い続けてよかった、あの時間大好き。
OF陣に言いたいことは1つ結果がどうであれ今年はディフェンスが強い年でした。異論は受け付けます。またどこかで熱いディスカッションかましましょ。
しゅんき、お前はNo. 1FOです!間違いなく。
スタッフ陣もわがまま聞きまくってくれてありがとう。怪我してる間、僕ならこんなのブチギレやなって思うようなプレーヤー色々多々いました、本当尊敬です。
アナライジング2人もありがとう、自分らの統計見るの僕は大好きやから、最後1年間の統計をちゃんと見たいな笑
同期に感謝し出すといよいよ1万字超えてきそうなんで、またLINEか飲んだ時にちゃんと伝えます。
ほんまに大好きです。
最後に、
日頃から僕は言いたいことは言うし、やりたいことをやる人間だったから、ラストブログで感謝なんて簡潔に終わらせてやろうと思っていたけど、こんなに言いたいことが出てくる。まだまだ自分の現状を捉えきれていないなと反省しながら、改めてここが自分にとって最高の環境であったと断言できます。1年間ありがとうございました。
現在5555文字、終わりにしたいと思います
2024年度 体育会男子ラクロス部
みんなの"心"の副将 友久翼
次にブログを回すのははるきです!
はるきは体験入部の時から、ふみや、千葉と4人で謎に帰ったのを覚えています。なんかその後西北壁で千葉と3人で壁して、俺の目にボール当たってめっちゃ気まずい空気なった記憶があります、あれは今でもトラウマレベルで痛かった。そんなこんなを経て今や毎年旅行に行く仲になりました、タイ、トルコ、またタイ、次はどこに一緒に行けるかな?旅の時に彼がいるとほんまに安心です。計画詰めすぎて旅のしおり作れんるちゃうかってくらい楽しましてくれます、彼はとにかくいろんな仕事抱えて僕らに新しい刺激をくれます、ラストブログも楽しみや、いっちゃってーはるき!
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