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見えない明日への努力-1回生 MF 杉本星-

平素より多大なるご支援をいただいておりますOBGの皆様、保護者の皆様、関係者の皆様にこの場をお借りして感謝を申し上げます。


一回生MFの杉本星です。噂では合宿中にSDFになりかけたそうですが、なんとかOFとして残らさせていただいてます。今は少し長いオフシーズン中ですが、その経緯は後ほどお話しさせていただきます。まずは、紹介に預かった末野くんについて話します。


末野は僕たちの一つ上で、この前20歳の誕生日を迎えました。高等部時代の彼は、一つ下の学年でも一際目立った存在で、クラスでファンができていたほどでした。思ってた人柄と全く違ったのはよく覚えています。とっても愛されキャラで頑張り屋さんな末野くんです。そんな末野は僕と同じで手術が必要な体になってしまい、今では共に部活見学界隈です。あともうちょっと頑張ろうな!

今では同志の末野の紹介はこの辺りにして、僕の始まって間もないラクロス人生についてお話しさせていただこうと思います。


まず、僕がラクロス部に入った理由をお話しします。私の母方の家系が関学一家で、ラクロス部の話を聞いたのは母の兄でした。「あいつらほんまかっこええねん!なんで防具持って歩いてるだけであんなかっこええんや!めっちゃモテるし」と大絶賛しているのを親戚の集まりで聞きました。そこから入学前にラクロス部に興味を持ち始め、体験に行ってクロスでボールを投げるということにただ楽しみを感じて、ラクロスに4年間を捧げようと入部を決めました。

一応サークルの体験にも行きましたが、大人数でバカ騒ぎする雰囲気が苦手で、正直楽しめる未来が見えなかったことも部活に入ることを決めた理由です。

ラクロス部に入ってからの毎日は、自分が思っていたよりもラクロス一本の生活でした。もともと自主練には自ら励むタイプの人間で、今のように自主練を強制されていなくても、やるからには上手くなりたい、速くなりたいという思いで自分を追い込んでいました。しかし、結果は比例するものでもなく、大きな戦績を残すことはありませんでした。

大学生で日本一を目指すという今までの自分では考えられないほど大きな目標を前に、自分の可能性を信じて学生最後のスポーツ人生をラクロスに捧げようと、今日も自主練に励む毎日です。


そんな矢先に、初めての公式戦で大怪我をしました。左肩鎖骨骨折。タックルを受けて地面に倒れ込んだ時に、明らかに今までの怪我とは違う感覚がありました。上半身を動かすことができず、そのまま救急車で運ばれました。サマーで救急車を呼んだのは僕が最初で最後かもしれません。正直、もう無理だなと感じました。サマーの決勝も京都カップもウィンターも出場できずに一回生チームでプレーすることももうないと思うと、チームに残る必要があるのかと思いました。高校時代の友達との沖縄旅行をキャンセルして3日オフを自宅で過ごしていた時に、ゴーリーであり相棒のたいがさん(ここでもあえてたいがさんと呼びます)がお見舞いに来てくれて、サマーのことだったり、これからのことだったりを話しました。そこでうやむやだったラクロスへの気持ちがはっきりしました。

やっぱりラクロスしたいし、一二年後の関関戦に出て歓声を浴びたい。そんな気持ちが溢れてきました。サマー決勝にも何かしらの形で関わりたいと思い、慣れない相手のスカウティングをしてみたりしました。役に立てたかわからないけどみんな読んでくれてありがとう。

2週間ぶりに部活に顔を出した時も、思っていたよりみんなが明るく迎えてくれた時はめちゃくちゃ嬉しかったです。コーチに怪我の報告をした時も、僕と同じくらい悔しがってくれたことはよく覚えてます。その時、自分は多少チームに貢献できていたんだなと思うことができました。

手術から2ヶ月半ほどが経った今、やりたかった試合、経験してみたかった練習、そのすべてを外から眺めているだけの生活は正直めちゃくちゃ苦しいです。防具とヘルメット、メッジと服が入った大きなバッグを持ち歩いているみんなが羨ましく、たいして中身が入っていないのに同じサイズのボストンバッグで部活に行くこともありました。それぐらいラクロスに対する気持ちがひしひしと高まっています。

新しい仲間が入ってきたと思ったらみんなすぐ卒業していく見学界隈もあと2ヶ月。オフシーズンが明けると同時に少しずつプレーしていく予定です。ウィンターまであと少し、絶対優勝してあかつきにつなげてくれ!爆発的な復帰姿で必ず勝利に貢献してみせます!上回生の皆様、問題続きのどうしようもない一回生ですが応援していただけたら嬉しいです。よろしくお願いします!


長くなってしまいましたが、序章にすぎない僕のラクロス人生のはじまりを見ていただきありがとうございました!長い目で4年間見守っていただけると幸いです!


次にブログを書いてくれるのは、一回生の期待の星であり、ここら辺では有名人の高橋伯くんです。

ショートを持っている頃からDFの才能が垣間見えていた彼ですが、ロングを持ち出すとその才能は群を抜いて光っています。復帰後に彼をぶち抜くのが楽しみで仕方ないです。全くつながりのない友達の口から高橋伯の名前がてできたりと、西宮では有名な伯のウィンターでの活躍期待してます!

コートに入れば一気に頼りになる伯のロング捌きに乞うご期待です!無失点で頼んだ!

次のブログ、ちゃんと長く書けよ、、

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