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走り抜けた時間-4回生 MF #55 井手 康太郎-

平素よりお世話になっております。






4回生 MF#55井手康太郎と申します。






まずはブログを回してくれた永尾君についてお話しさせてください。




彼といえば、4年間でクロスよりもグラスを持っていた時間の方が長いです。そんな彼もラクロスをする時間があったそうで、同じポジションで3年間切磋琢磨してきた仲間でした。今シーズンはコーチとして、下級生の育成だけでなくトップチームのコーチボックスで共に戦ってきた最高の戦友です。最近よく飲み行くので、色々話したいことはありますが、彼は何かとやらかすイメージがあります。先輩のユニフォームを練習前に預かり、練習後には無くしては新しいユニフォーム代として1万払ったり、リーグ戦の同志社大学戦の際にコーチボックスに裸足で入り、得点後には全力でコーチボックスから出てアタックリーダーをブチ切れさせました。当の本人はあまり気にしてないっぽいです。笑



また、彼は人当たりが良く、先輩後輩からとても慕われており、彼と一緒にいるのはすごく楽しくて、良い刺激をもらえます!

練習中に、いつのまにか僕の横に来てちょっかいをかけてきたり、彼と話すことが練習中のちょっとした息抜きになったり、楽しい時間を過ごすことができました。そのせいで僕もアタックリーダーに怒られたことも良い思い出です。



ゆーたろ。

4年間ありがとう。コーチお疲れ様でした。お前のおかげで頑張れたわ。早く飲み行こ!




こんな紹介になってごめんよ。











10月22日final3 vs同志社大学











終わった。
















ホイッスルと同時にこの言葉で頭が埋め尽くされ、みんなと過ごした時間や思いは、この瞬間に幕を閉じてしまった。











最後、目の前にはくぐりの背中があった。

諦めず、なんとしてでもボールを繋ごうとする姿は、最後の最後までキャプテンだった。












みんなとの時間が終わるのを認めたくなくて、僕はベンチとスタンドを見ることができず、ただ空を見上げるしかなかった。











でもその空がだんだんと滲んできて、涙なんか流さないと思っていたのに気づいたら僕は泣いていた。








そのとき、「敗者」という認めたくない事実を受け入れた。








これで、僕の"部活"という時間は幕を閉じた。






回ってきたラストブログ。








こんなはずじゃない。書くことがない。








本来なら勝って日本一に対する想いを語る予定だった。でもそんなことはもうありえない。






何を書くか、何を伝えたらいいのかよく分からなくなって僕は一度考えるのをやめた。






大したプレーヤーでもない僕が後輩に伝えるべきことは、後々他のプレーヤーがブログで書いてくれるだろう。では僕は何を伝えたらいいのか。









これまでの"部活"という時間を振り返った時に1つの言葉が浮かんできた。











僕が伝えるべきことは、、、、、








感謝。








本当にありきたりだと思います。でも意外と忘れがちであり、当たり前になりつつあるからこそ、ふとした時に伝えなければいけません。











そして、僕はこの言葉を1番家族に伝えないといけないと思ってます。家族はどんなときも僕を味方してくれて、自分の原動力となってきました。








父へ。

お父さんは、休日なのにキャッチボールに付き合ってもらったり、バッティングセンターに連れてってもらったり、僕にきっかけを色々と作ってくれました。中学の時は朝早くに送り迎えをしてくれたり、疲れているのに僕を支えてくれました。本当にありがとうございました。



ねーちゃん。

僕が高校で私立に行けたのはねーちゃんがいたからです。受験で行きたい高校に合格したのにも関わらず、僕が野球を本気でやりたいという面から、自分は我慢して県立に行くことを決めてくれました。今でも頭が上がりません。ありがとう。



弟。

たまに僕のキャッチボール相手になってくれたり、帰省したときもお話し相手してくれてありがとう。




最後に母へ。

いつもありがとうございました。僕が朝早くから練習がある時も弁当を必ず用意し、ときには送り迎えもしてくれました。僕がどんなに帰りが遅くなっても暖かいご飯を用意してくれたし、ルールが分からないのに応援にも駆けつけてくれました。部活で辛いことがあって、辞めると言っても怒らず尊重してくれたからこそ、辞めることなく最後まで走り抜くことができました。僕のやりたいことは否定せず全て肯定し、応援してくれるお母さんには感謝を伝えても伝えきれません。僕は世界一のお母さんだと思っています。13年間ありがとうございました。









改めて文字にすると、少し恥ずかしいですが、振り返ってみると、色んな人の支えがあったからここまで来れたことを実感します。実家に帰省した際には改めて言葉にして、伝えたいと思います。






長くはなりましたが、OBG、関係者の皆様ならびに保護者の皆様、いつも関西学院大学男子ラクロス部への温かいご支援とご声援ありがとうございます。負けた僕が言葉にするのもおかしい話ですが、来年のチームは活気があって本当に応援したくなるチームです。来年こそは関西制覇だけでなく、日本一も狙えると思っています。まだまだ先にはなりますが、是非チーム中杉に期待、並びにご声援の方をよろしくお願い致します。






そして、同期へ。

4年間ありがとう。みんなと出会えたことは一生の財産だし、同じ目標に向かって走り続けた日々は今となっては短く感じます。もう二度とこんな日々を送れないと思うと少し寂しい気もするけど、時間が許す限りこれからも遊びたいので是非誘ってください。








僕のラストブログはこれで終わりです。みんな熱い想いを書いてるのでプレッシャーでしたが、僕なりの言葉で書くことができました。








次のブログは坂根未流さんです。






みるちゃんはいつもみんなの気遣いができる、本当にいい子です。たまにオドオドすることがあるけど怪我したときはいち早く駆け寄って心配してくれたり、アイシングを用意してくれたり、素晴らしいトレーナーでした。粟ちゃんと本当に仲良くて、カップルなんじゃないかなって思うくらい相性抜群だと思っているので付き合ったときは是非一報お聞かせ下さい。

みる、よろしく!


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