平素よりお世話になっております。OBGの皆様、そして関西学院大学ラクロス部に関わってくださっている皆様、普段から活動にご理解とご協力をいただいてることに感謝を申し上げます。
4回生Gの望月秀伍です。
時が経つのは早いものでもうラストブログを書く時期になってしまいました。入部してからこのラストブログを書くまであっという間だったなと感じます。
まずブログをまわしてくれた北井桜雅君について紹介したいと思います。桜雅は静かに燃えてるという言葉が1番似合う男。ラクロスの話になると普段では考えられないくらい口数が増えて楽しそうに喋ってます。笑った時のクシャ顔かわいすぎな。なのに試合前になるとすぐトイレに行ったり、心配性が発揮されるので是非とも自信を持ってもらいたいところです。僕のポジションのGも桜雅のFOも同じ学年に仲間がいないので孤高の戦士同士だと思って戦っていました。最後のファイナル3、輝いてたよ。
それでは本題に入ろうと思います。
僕はこの4年間で選手を辞めてアナライジングスタッフ(AS)になり、そしてまた選手への復帰をした。選手からASになる際には先輩が面談をする機会を設けてくださったり、同期とは会議室を借りてもらってミーティングをする場を設けてもらったりと数々の手間と時間をかけてもらった。選手復帰するときも暖かく迎え入れてくれて、復帰してから出場したBリーグは勝利に貢献することもできた。こうした自分の身勝手なラクロス人生を許してくれた先輩、同期、後輩に改めて感謝を述べてたいです。本当にありがとうございます。
多大なる迷惑をかけてしまったのは事実ではあるけど、ASになること、選手復帰をすることの選択は正解だったと思う。
ASの活動ではU21日本代表としてチームに帯同し、同世代のラクロスの最先端を感じることができた。そこで関西のレベルがどれくらいなのかも痛感した。だけど何よりも「当たり前」ということを再認識できた。僕はこれまで選手としてしかスポーツに関わってこなかったからこそ、スタッフという支える視点からスポーツを捉えるのは初めてだった。スタッフは誰よりも早くグラウンドに到着し選手を待ち、体温チェック・体重測定・カラーコーンの設置・カメラの設置をこなした後、練習が始まればビデオ撮影・ボトル補充・統計作業、練習が終わればゴール解体・ゴミ回収・スタッフミーティングをやって最後にスタッフ陣がグラウンドを閉める。正直、やってられんわ!という気持ちが強くて、心が折れそうになった。自分が選手だったとき、時間ギリギリにグラウンドに着き、ボトルは勝手に補充されていて、練習が終われば颯爽と帰っていた。こんな「当たり前」にもっと感謝して幸せだと思わないといけない。そこで初めて後悔した。この文章を読んでいるみんな、当たり前だと思っていることをやってくれている人に感謝しましょう。「ありがとう」と「ごめんね」が言えるようになろう。
だからこそ、選手に復帰してからは「ありがとう」を積極的に言うように心がけた。恥ずかしくてふざけてしまうときもあったが、クリースの線を書いてくれてる人には「いつもありがとう」を言うようにしてる。まだありがとうを受け取ってない方がいらっしゃいましたら、明日にでもすぐ目を見て伝えます。ありがとう。
ゴーリーというポジションは1番先入観でメンバーが決められてしまうポジションであると思う。「よくセーブする」という印象がつけばそのままずっと試合に出続けることができる。逆を言えば、ずっと試合に出られずにスーパーサブの役割をするしかなくなってしまう可能性もある。どんなに体にアザができようとも、どんなに途中で痛みが走ろうとも、みんなからの先入観を得るまでは自分は耐えた。自分に足りてないのはミドルシュートのセーブなのか、ニアのセーブなのか、声の出し方なのか、自分で整理をして一つ一つのメニューに対して目的を持つ。それを意識した結果、少しはセーブ力を高めることができたと思ってる。自分が言える立場ではないけど、手段と目的は絶対に間違えないでほしい。自主練習に行くことが目的になっている人がたまにいるだろう。自主練習に行ってるからえらい、自主練習に行っていることがすごい。そうじゃない、あくまでも自主練習に行くことは上手くなるための手段であって、行くことが目的ではない。自主練習はもちろんしたほうが良いが、その前に普段の練習の中で自分で色々考えて、ゴーリーだったらフォームを少し変えてみて試してみたり、失敗を恐れずに前へのパスを徹底する日にしたり、自分の中で目的をもってすることも大切だと思う。このことに気づいたのが自分は遅くて後悔してるからみんなは気づいたらすぐやってみてほしい。
そして最後に、それぞれにメッセージを伝えたいと思います。
OFの皆様。
いつも「やめてください。当てないでください。」と僕が文句を言うのを考慮して、気遣いショットをしてくれてありがとう(笑)
それくらいOF陣はみんな脅威あるのでもっと自信もってください。ただ、ショットで当てられた箇所は夜お風呂入ってるときに思い出しながら入念に体を洗っているので、覚えておくように。
DFの皆様。
いつも体を張ってくれてありがとう。ただ、「今のはセーブできたでしょ」という目でこちらを見てくるのはやめてください、こっちも必死なんです。(笑)
DF陣の結束の固さはNo. 1なのでこれからも継続していきましょう。
後輩Gの皆様。
防具はたくさんつけることを僕はオススメします。要らないプライドは捨てましょう。Gはディフェンスの最後の要。自分が試合を支配するんだという気持ちをもって続けて欲しい。これからのGの地位底上げに期待しています。
長くなりましたが、最後まで読んでくださりありがとうございます。
次にブログをまわすのは古川翔太君です。
ふるしょうa.k.a.しょっぴーは、誰もが認める幹事さんです。年上らしからぬ言動が要所要所で見られますが、食事会やミーティングの日程調整など裏方のリーダーシップはもちろん、練習でも積極的に引っ張っていってくれてるのでとても頼りになる存在です。彼は社会人での高年収が確実になっているので是非ともご飯に連れてってもらいましょう。Bで日本一を必ず掴んできてくれ。
しょっぴー、頼んだ!
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