平素よりお世話になっております。日頃より応援してくださる保護者の皆さま、OBG、関係者の皆さま、多大なるご支援、ご声援ありがとうございます。
ウィンターブログリレーを締めさせて頂きます。1回生MF、学年リーダーの後藤彰吾です。
まず、このブログを回してくれた希の紹介をしたいと思います。
希は真面目なやつです。そして頭がおかしいです。なぜなら彼は備品リーダーでいつも練習場所に持っていく備品リストを作ってくれるのですがその備品リストはどこに何があって、どれくらい必要で、誰が持って行けるのか考えてミスが起こらないように練習がいいものになるように細心の注意を払わないと行けません。それなのに誰も褒めてくれないし、変わってくれない、ミスったら全員の前で謝らなければならない。一度彼が作った備品リストは完璧であったのに、ひとりがその備品を持ってくることを忘れてしまったことがありその時に希が謝罪をしたこともありました。やっぱり彼は頭がおかしいと思います。優しすぎるんです。多分肉と骨全て剥ぎ取ったら優しさとロングが残ることでしょう。責任感があって、努力家でさらに一人暮らしでお金稼いで、節約して、一度彼の家に泊まりに行ったことがありますが掃除が行き届いた部屋でした。だから彼の作る備品リストひとつで僕達は希に歯向かうことができなくなってしまいます。そこに彼の優しさが詰まっているからです。
みんな逆らっちゃダメだぞ。
希、いつもありがとう。
しかし彼がロングを装備するやいなや彼の優しさは消えて驚異的なディフェンスを見せてくれます。彼はロングを持った途端急成長を見せ、僕たちオフェンスにボールダウンさせてきます。ロング持ったら全然優しくないです。ウィンターではそれを全力で相手にぶつけてくれ!
ここからは入部した経緯、ウィンターへの意気込みを書いていきたいと思います。拙い文章ですが最後までお付き合いお願いします。
何から話したらいいのか、そう思ってしまうほど話したいことが山ほどあります。
私はみんなと一学年、年が違います。2003年生まれです。このブログリレーのトップバッターと締めがなんの偶然か見事に2003年生まれです。トップバッターのすーちゃんは休学をし、1年間の留学を経てこの学年に並ぶことになりましたが、私は浪人をしていました。これは僕のわがままでさせてもらった1年でした。明日の自分の行く道が定まっていない毎日は不安でしんどいものでした。ですが継続し、毎日少しづつでもいいから進んでいくことが実は最短ルートなのだと学べた1年でもありました。しんどい1年でしたが頑張ることが出来たのは家族や自分がやってきたことが支えになったからだと思います。
そんなこんなで入学した私はラクロスを始める前は野球を約12年やっていました。しかし野球を続けるつもりはさらさらなく、私は新しいものに挑戦しようと思い、様々な新歓のインスタを見ていたところ、知り合いで去年関学に合格していた林将太郎くんが居て、すぐLINEをして入部を即決しました。
入部してからは壁に行き、バイトをし、勉強なんてそっちのけ。毎日何かできるようになる自分に喜びを感じながらラクロスがどんどん好きになっていきました。けれどチーム全体に目を向ければどうだったか。チームというにはまとまりがなく、意欲に差があり、遊びに来てると感じる人が何人もいました。サークル感覚で練習し、部活に来るみんなに不満を覚え、このチームをどうにかしないと自分がどれだけ努力しようと優勝することは出来ないと思い、学年リーダーをやってみようと思いました。
立候補したのはいいもののいざやってみればしんどすぎる毎日が待っていました。まず、遅刻魔中道、気分屋有川、な変なやつぞろいのディフェンスたち。おちゃらけメンバーのオフェンスたち。などなど例をあげればキリがないほど問題児ばかりでもうしっちゃかめっちゃかでした。それだけでなく、全員が全員ちょっとづつ自分の欲を我慢できないクソガキたちなので(保護者の皆様これは可愛いクソガキなので気分を悪くしないでください)私の指示が通らないこともしばしばありました。今もあります。ですがこのチームの鍵は良くも悪くも「人数」だと思いました。それぞれがそれぞれの方向を向いている現状では力が分散しチームがばらばらになっていましたが、これがひとつの方向に向けば必ずすごい力を生むと考えていました。そして挑んだウィンター予選ではサマー、京都カップと悔しい思いをし、積み上げてきたものが何とか実を結び決勝リーグへとコマを進めることが出来ました。予選で見せたこのチームのエネルギーは僕が望んでいたそれを大きく上回るものでした。
しんどい毎日でしたがそれでも何とかしたいと思ったのは今のチームメイトたちが本当に最高に面白いやつばかりだからです。私はこのチームでよかったとつくづく思います。人との縁はまるで必然かのように不思議と形作られていくと思います。私がこの学年に入ったのはこうなることが最初から決まっていたからのかもしれません。最初の希の紹介がかなり長くなってしまいましたが、全員紹介したいくらい個性いっぱいで良い奴ばっかりで、面白いです。みんなに面と向かって話すことは無いのでこういうところで言っときます。みんな大好きです。こいつらが試合の度に一喜一憂して、笑ったり泣いたりする度に3年後優勝したいなという思いがふつふつと湧いてきます。そのために先ず、ウィンター絶対優勝しような!
私の個人的な話をさせてもらうと、私は決してポテンシャルが高いわけではなく、基本的に何をするにあたってもまず「出来ない」ことから始まります。
その出来ない自分を変えるためには量でカバーするしかないと今でも思っています。現に歴代のキャプテンに比べても圧倒的に下手です。プレーの面でチームの足を引っ張る場面も多く、練習中では中道くんに怒鳴られることもあります。というかしょっちゅうです。まあクソガキなのでプレーに関しては真面目に聞いて言い方や、態度に関しては怒ってる子犬を見るような目で流しています。今日できなかったことは明日もできないことでは無いとひたすらにやるべきことを頑張っていました。今まで野球をやってきたと上記致しましたがその頃から朝練は1番に行き、準備をして練習をするタイプで、浪人の時も塾が開く時間から閉まる時間まで塾にいちばん早くに入り、最後に出るなんて生活を送るくらい、継続力とやりきる力に自信を持っていました。しかし関学ラクロスに入ってみると、先程名前を上げた中道くんは深夜まで壁をやり、土日のアフター練は最後までいて、先輩方にはさらに土日のそのアフター練の後にまた壁に行ったり、10時間壁は普通みたいな、自分より上手い人が自分より努力してる姿を見て尊敬し、カッコイイと思いつつその傍らで絶望しました。なんで休まないうさぎがこんなにいるんだと、カメの自分はどうしたらいいんだと思いました。ですが私は努力の他にもうひとつ誰にも負けないものを持っている自信があります。それは僕は周りに恵まれているということです。さっきからみんなのことをクソガキと言っていますが、自分もかなりクソガキであり、かなりのポンコツ人間です。しかしそんなこと関係ないと応援してくれる家族、友人、同年代として扱ってくれる2回生、そして何より問題児ばかりだけれど自分がリーダーとしてチームを作っていく中で支えてくれ、時には止まることは現状維持ではなく退化だと気付かせてくれるライバルであり同期たち、コーチのお二人、本当に恵まれていると思います。助けてもらわないとやっていけないからこそ、周りに感謝でき、優しくなれたと思います。カメの自分が休まないウサギたちに勝つには周りに助けてもらうしかありません。平凡ではあるけれど平坦ではなかった自分の歩いてきた道に今では自信を持っています。リーダーとして、選手として、またこのチーム全体として、真面目にもがいて1歩づつ成長していきたいと思いますので、OBGの皆様、上回生の皆さん、同期、そしてずっと応援してくれる両親、1回生が大会初優勝を遂げ、関学ラクロスウィンター8連覇をして、次の代へと繋げていきたいと思いますのでこれからも応援よろしくお願いします。
最後につぎにブログを書く祥吾さんについて紹介したいと思います。
祥吾さんはかなりやばいです。なんかこう、、、言葉にできないやばさがあります。1回生ならみんなわかるはずです。プレーの面でも試合運営の際も祥吾さんに指摘され、目をつけられてしまったら最後。生き残った人は他大学も含め、1人もいません。しかし、厳しさとやばさも持っていますが1回生をいちばん愛してくれてるのは間違いなく祥吾さんだなと思います。僕たちのディフェンスをこんなにも強くしていただいてありがとうございます。残り少ない時間ですが最後までご指導よろしくお願いします。ウィンター絶対優勝しましょう。それではブログリレーの続きをよろしくお願いします!
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