OBG、保護者、関係者の皆様、平素は弊部に格別のご高配を賜り誠にありがとうございます。
TRリーダーの藏田朱里からブログのバトンを受け継ぎました四回生MG、2022年度スタッフリーダーを務めさせていただきました谷本楓と申します。
まずはバトンを回してくれた藏田朱里の紹介をしたいと思います。
朱里と私はこの4年間何度も顔がそっくりだと言われてきました。(お母さんまでも見間違えたことがあるくらいです)
その見た目のそっくり度合いとは裏腹に、私と朱里の内面は真反対だと思っています。
彼女は私と違い全員に優しく気遣いができ、些細な変化に気付ける素敵な子です。
ちょうど一年前くらい、去年のシーズンが終わる頃、2人で何度も甲東園のマクドで集まり、
「来年のスタッフ組織はどう動かすか」
2022年度のスタッフ組織の方向性や細かな決まりごとまで全て決めていきました。
自分が一番上になる不安、来シーズンへの期待、色んな感情を持ちながらするミーティングはしんどい一面もありましたがワクワクしました。
この一年大変だったよね、一緒に頑張ってくれてありがとう朱里
彼女の紹介はここまでにして、
まずは私と関学ラクロス部の出会いについて話したいと思います。
成績表では体育で学年最下位を取るほど運動が大の苦手で、私は中学、高校と6年間、吹奏楽部に所属していました。
中学3年生の時に出会った同じトランペットの一個上の先輩、竹田涼夏さんとの出会いが私をラクロス部に導いてくれました。
今でもそうですが、私は当時から要領と効率の良さばかり考えていて
「いかに少ない手間で物事をこなしていくか」
を重要視していました。
効率の良さを考えてしまう分、何事にも本気で取り組むことは出来ませんでした。
それは吹奏楽部に入ってからも変わりませんでしたが、涼夏さんが高校三年生、私が高校二年生の時に変化がありました。
副部長で本気で上を目指している涼夏さんの姿勢をみて、(こんなこと言ったら吹奏楽部の同期や先輩に怒られるかもしれませんが)
初めて「コンクールで金賞を貰いたい」と思うようになりました。
これは私の中で大きなきっかけとなりました。
私が吹奏楽部を引退した後、
そんな大好きな涼夏さんが大学に入って
男子ラクロス部のマネージャーをしていると聞いてふと体験会に立ち寄りました。
そこには吹奏楽部で副部長をしていた涼夏さんが、
マネージャーとしてイキイキしていました。
どんな環境、物事に対しても一生懸命取り組める涼夏さんを見て
憧れの念を抱き、
素敵だなと思う一方、
自分も置かれた場所で咲けるような人間になりたいと思いました。
(森雅浩くんの内容と少し似通ってますが彼とは出身校が同じなので許してください、笑)
「入らなければ良かった」
「辞めたい」
と思ったことは幾度となくありますが、
私も涼夏さんのように
「置かれた場所で咲く」女性になりたいと4年間辞めずにここまで来ました。
この4年間で他ではできない経験と仲間ができました。
読んでいただいているかわかりませんが、涼夏さんには改めて感謝したいです。
(読んでいらっしゃったらご飯連れてってください!!!)
大雑把で効率厨の私が
スタッフリーダーをここまでできたのも大好きな同期スタッフ、朱里、和奈、美優、東のおかげです。
先輩方が引退されるたびに「あと○年かあ」と先が長く感じていましたが、
今となれば同期とするベンチミーティング、
スタッフミーティング前の雑談、
練習場所への行き帰り
全ての一分一秒がかけがえがなく、輝いて見えました。
終わりが近づけば近づくほどこの記憶たちにより一層磨きがかかり、皆んなと離れることが寂しくなるでしょう。
4年間、しんどいことの方が多かったけど
この4人が1番の財産で、宝物です。
「マネージャーなんて水配るだけでしょ」
そう思っていた高校生の時の自分を殴りたいくらいに、
この4年間しんどいことがたくさんありました。
「勝利に導くスタッフ」というスタッフ像をこれまで掲げてここまで1年間やってきました。
後輩スタッフ、特に一回生スタッフには
自分たちの背中で
「スタッフが勝利に導くことができる」
ということを示せたかはわかりませんが、
先月、一回生マネージャーに
「楓さんがタイムしていたら場が締まります」
と言われたことによって一つ自分の役割を全うできたのではないかと安心しました。
引退したいとか、
辞めたいとか
散々今まで言ってきましたが、
関西決勝が近づけば近づくほど
前日の高揚感、緊張感は、
もう二度と味わえないものかも知れないと思うと凄く時間が儚く感じました。
自分がショットを決めるわけでもないのに、
ゴールを守るわけでもないのに、
フィールドで戦うわけでもないのに、
ここまで熱中できるようになった自分は、咲けたのだろうと思いたいです。
11月5日、
関西決勝
私にとってあまりに早い引退でした。
まだまだみんなと闘うつもりだった。
普段、熱意だったりそういうことを話さないから
同期や後輩からはやる気がない奴
って思われてたかもしれないです。笑
そんな私でもいまだに、
カウントダウンのアプリに
全学駒沢決勝まであと○日
の表示があります。
悔しいし、
「負けた」
「もう終わった」
ってことを認めたくなくて消せずにいます。
あーあ
もっと勝ち進んで、
よしきさん、中坊さん、中倉さんに
「凄いでしょ!」
「サマーの時のポンコツの私たち、こんなに立派になりました!」
って、見せたかったのにな~笑
あの時4回生よりも沢山泣いてくれた3回生、
この悔しさをバネにして、来年はもっと上に行って欲しい。
後輩スタッフにメッセージを言いたいです。
スタッフするの、しんどいよね、
辞めたいって思っちゃうよね(笑)
それはみんな通る道だから、
四年生、めっちゃ大変だし仕事も多いけど
その分めっちゃ楽しいから!!
引退してOGになるけど、しんどいこと、悩み事あればいつでも聞くから相談してね
最後の最後に絶対、報われる瞬間があるはずだから
どんだけしんどくても、
「まだやりたい」
そう思える日が来るから。
皆んなにとって私がどんなスタッフリーダーだったかわかりませんが、
この1年間ついてきてくれてありがとう。
そして最後に、読んでいるかわかりませんが
ママへ書かせてください。笑
(私情ですみません)
大学入って、突然ラクロス部のマネージャーするって言い出してびっくりしたよね
4年間、休みの日なのに頻繁に始発で家を出て試合に行く私を何も文句言わず送り出してくれてありがとう。
ママとは仲良しなのでしょっちゅう2人で飲みに行きますが、出先出先で
「この子4月から就職で東京に行っちゃうんですよ」
って言って、
もうそれを言い出してから半年、
もうそうなるまであと5ヶ月、
高校の時は留学に行くって言ったり、
大学生になると急に体育会に入るって言ったり、
東京に就職するって言ったり
全て何も文句言わず許してくれてありがとう。
あと5ヶ月だけ、ママのお世話にならせてください。
22年間育ててくれてありがとう。
東京で立派な女性になります!
長く拙い文章ではありましたが、最後までお付き合いいただきありがとうございました。
次にブログを回すのは#10 高橋慶伍です。
いつも試合前のアップ早く決めろってせかしてごめんなさい。笑
MFリーダーの彼ですが、超フッ軽で大都会に住んでいます。
一度四回スタッフ全員でバイトしている時にご飯を食べに来てくれるほどフッ軽です(笑)
22時に今から飲もうと言っても来てくれます。
またみんなで飲みに行こうね!
それでは慶伍、よろしく!
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