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応援されるチームとは-1回生 MF 井戸大輝-

1回生ウィンター決起ブログを締めさせていただきます。一回生MF学年リーダーの井戸大輝です。


ブログを回してくれたたいがについて少し紹介させていただきます。

彼とは千里国際の時から一緒で、僕達のシーズン制部活動大阪セイバーズでよく一緒にスポーツをしていました。ラクロス部では僕たちの最後の砦としてゴールを守り続けています。体がデカすぎて彼のいるゴールはショットが入る気がしません。ウィンターでも彼のセーブに注目しておいて下さい!

たいがの紹介はこの辺にして僕のブログに移りたいと思います。



僕がラクロス部に入部しようと思ったのは歳が一つ上のはるきさん、同期のまなとに誘われたことがきっかけです。元々はるきさんの影響でラクロスに少し興味を持っていたのですが、去年の夏休みに突然まなとからクロスの写真が送られてきました。どうやらクロスを買ったみたいでコイツガチでやる気やんって思っていました。彼は当時からありえないくらいラクロスが好きでよく僕に「ブレナン・オニール知ってる?」とか、僕が知るはずもないアメリカの選手の話を何度もしてきました。そんな話を毎日のように聞いているうちに僕もクロスを買ってしまいました。一緒に千里国際壁で壁打ちしたりして他の同期より先にラクロスに触れていました。大学の最初の週末には体験会に行きそのまま入部を決意しました。






次にこのチームの紹介とウィンターの意気込みを書きたいと思います。



僕は「三冠からの日本一」と共に「人間性の良いチーム」を掲げて学年リーダーに立候補しました。覚悟を持ってリーダーになったつもりでしたが、実際は想像を遥かに超える問題児/弱小学年でした。

このチームはとにかく変な奴が多いです。朝7時半の三田行きのバスで1時間ずっとボケ続けて、絶対に寝かせてくれない古川くん、何を思い立ったのか急にパンチパーマ姿で練習に来る高森くん、挙げ出すとキリがありません。こんな個性が強すぎるチームがラクロスに真剣に向き合ってくれるようになるのに苦労しないはずがありませんでした。



正直、サマーの予選までは負ける気がしませんでした。唯一負けた試合は、実戦形式の練習を初めて1週間で臨んだ京大との練習試合。その後の練習試合では負けを経験することなくサマー予選を迎えました。ABチームともに全勝で予選を通過し、迎えたサマー決勝。当日の朝まで関学同士で決勝で戦えるんじゃないかと思っていました。

しかし、結果はBチームは1回戦敗退。Aチームは3位という結果でした。



そこから京都カップ予選まで僕はこのチームが本当に嫌でした。あからさまに全員がラクロスに対して熱が下がっていて練習に来てもただメニューをこなすだけ。それもそのはずで、本来優勝を期待されていたBチームよりも良い成績を残して3位入賞したAチームには、サマーで完全燃焼した選手が多くいました。次第に備品ミスなどチームに迷惑をかけることも増えていき、リーダー陣が言うことを全く聞かないくせに文句だけは無限に出てくる、正直最悪なチームができてしまいました。


そのままの勢いで京都カップに臨み、他大学に全く歯が立たず予選敗退。しかし、ここでの敗戦が僕たちにとって大きなターニングポイントになりました。



京都カップで予選敗退した翌日に学年ミーティングを開き、本当にウィンターを優勝したいのか、ラクロスに対してどう思っているのか全員で話し合いました。そこで全員でウィンターまで本気でラクロスに取り組むと約束しました。今までサボりがちだった直居ことeyes color changeも目の色を変えて取り組むと発言し、今までは考えられないほど練習中に声を出してくれるようになりました。また他にもサマーでほとんど出場できなかった選手も本気でラクロスに向き合ってくれるようになり、チーム全体でウィンター優勝に向けて動き始めました。


そこから3週間後の京都カップ交流戦では3戦全勝し、今チームは波に乗っています。このままいけばこのチームで優勝できる気がして、ウィンターが楽しみで仕方がありません。



ラクロスだけで見たら今波に乗っていますが、素行面で見たら未だにチームに迷惑をかけっぱなしです。11/3ファイナル前日のGSミス、この時期になっての3日連続の1回生の備品ミス。本当に申し訳ありません。

僕が掲げた目標「三冠からの日本一」「人間性の良いチーム」はどちらも達成することはできませんでしたが、このチームで先輩方に恩返しするにはもうウィンター優勝しか残っていません。優勝しなければ素行の悪い最弱世代で終わってしまいます。もう優勝するしかありません。




自分の話を少しだけすると、僕はこのスポーツとこのチームが大好きです。入部してから8ヶ月くらい経ちますが、ラクロス嫌いになったことは一度もなく、今まで3日坊主ばかりだった僕が何故ここまで打ち込めているのかも不思議に思うくらいです。自主練もあまり嫌いじゃなくてみんなでしょうもない話をしながら練習するシュー練が大好きです。

チームが悩むたび自分のリーダーとしての不甲斐なさに落胆することが多くありましたが、エースのような圧倒的に強い選手がいないからこそ全員で勝ちにいくこのチームが好きです。細川くんのブログに書いてあったように誰かがミスしても他の選手がカバーし合あいます。こんな問題児の多い学年でも、「いつでも防具を並べる」など、当たり前のことを自発的に出来るようになっていて、少しはチームとして成長したところはあるんじゃないかなと思っています。





コーチ3人、論理的にラクロスを教えてくれるが故に誰も理解できていないことがしばしばあるかんたさん、フランクで優しい感じを出しながら最強AT陣を作り上げてくれたあぐりさん、特に個性が強すぎるDF陣をなぜか1人でまとめ上げることができるきのぐらさん、3人には感謝しかありません。明日は2戦圧勝して、来週3人のラクロス人生で最も楽しい、最高な1日にすることを約束します。



最後になりましたが、明日はチーム一丸となって戦っていきますので熱い応援をよろしくお願いします。ブラザー、シスターの皆さん、明日自分のブラザー、シスターが活躍した際は誰よりも大きな声で応援よろしくお願いします。


拙い文章ではありましたが、以上で僕のウィンター決起ブログとさせていただきます。

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