平素より大変お世話になっております。
#18 山下嵩から紹介に預かりました、4回生AT #23の小田悠人です。
OBGの方々,保護者の皆様、いつも多大なるご支援をいただき、誠にありがとうございます。
まずは紹介してくれた嵩の紹介からしていきたいと思います。
嵩は関学ラクロス部きっての九州男児です。熱い漢です。熱すぎて困ってしまう時もありますが、それもまた彼の魅力的な一面ですね。
嵩も書いてくれていましたが、音楽の趣味がよく合います。
彼とは、ミーティング前に「この前めっちゃ良い曲見つけた」と報告し合うのが定番です。次はいつ報告しあえるのでしょうか。やましゅー、また良い曲見つけたら教えてね。
さて、嵩の紹介はこれぐらいにして、ここから私のラストブログを綴らせていただきます。
私のラストブログは
①私のラクロス人生について
②もう1つのラクロス人生について
③後輩に向けてのメッセージ
④同期に向けてのメッセージ
の4部構成でお送りしたいと思います。
この場をお借りして各方面の方々に感謝を伝えたり、自己満語りをしているブログとなっております。少々長くなるかもしれませんが、ご容赦下さい。
①私のラクロス人生について
本当は長々と自分の4年間を書いていたのですが、関西決勝の日を終えてから気持ちの整理がつかず、今の自分の気持ちを整理するためにも11/5 ファイナル3決勝について触れてから書こうと思います。
あの日、試合が終わるその時まで、負けるなんて微塵も思っていませんでした。もちろん、京都大学を強敵として認識した上で、そこには驕りや慢心などは一切ありませんでした。
5点ビハインドで最終Qを迎えた時も正直全然巻き返せると思っていました。まだ日本一を掲げて練習ができると思っていました。
でも、負けた。
「結果は結果。受け入れるしかない。」頭では分かっていても、心が受け付けませんでした。最後の笛が鳴った瞬間は、正直夢の中にいると思っていました。表彰の時も、当然のように次の日は三田で練習する感覚でいましたし、まだあと1ヶ月と少しみんなとラクロスができる気分でした。
不思議な感覚です。
自分にとって全くの予想外の出来事に気持ちが追いついていませんでした。
3日経った今日だって、結果は分かっているはずなのに「えーと、今日の予定は、○時から壁して、○時から筋トレ行って・・・」と、ふと考えてしまいました。
そのくせ、何もしていなかったら負けた瞬間がフラッシュバックしてきます。
今までだったら「この借りは次で返す。」で、悔しい気持ちの逃げ場を作れたのに、もう"次"が無い。
当たり前のようにそこにあったものがもう無い。虚無感。脱力感。逆に笑えてくる。そんな感じです。
そんな中でも、やっぱり最後の4Qは本当に関学の底力を見せられたかなと思います。
ラスト3分半のエキストラ。追い上げていたあの時、フィールドから見たスタンドの景色、背中に感じた大きな声援だけは一生忘れません。
あの応援があったからこそ最後の追い上げができたと感じていますし、あの力をこれからも出すことができれば、関学ラクロス部はもっと上にいけると思いました。
記憶から消したいあの試合の中でも、あの光景だけは忘れたくありませんし、これからもずっと自分の中で色褪せることのない人生最高の宝物です。
応援していただいたOBG、保護者、友人、下級生、関学女ラクの方々、その他関係者の皆様、本当にありがとうございました。
思い出すとスマホを投げそうになるので、ファイナル3の振り返りはここぐらいまでにして、、、
現役を引退した今振り返ってみると、私のラクロス人生は思い描いていたものとは真反対のものでした。
ウィンターで優勝したものの、チームに全く貢献できなくて不完全燃焼に終わった1回生。
3回生の頃まではAチームにベンチ入りすることすら難しい状態だった。
最後の最後も関西決勝で敗れてしまった。結果には悔いしか残っていない。
でも、ここに来るまでに行ってきた選択や過程に対する後悔はしていません。自分が卒業する時に関学ラクロスにこれだけのものを残したと言えるように、残りの期間を過ごしたいと思います。
②もう1つのラクロス人生について
さて、話題は変わって、次は私のもう1つのラクロス人生について綴っていきたいと思います。
私のラクロス人生は2つに展開できます。
関学ラクロス部男子としてのラクロス人生と、学生連盟執行部としてのラクロス人生です。
ここまで読んで下さっている皆さんは、学生連盟(学連)に所属している人が何をしているかご存知でしょうか?
リーグ戦に行ったらフライエリアのところに必ずいる黄色い/青い腕章をつけているあの人や、開幕戦やファイナル3の時に会場にいるスーツを着たあの人たちがそうです。かく言う私も、開幕戦やファイナル3準決勝では偉そうにスーツを着て運営をしていました。
入ったきっかけは1つ上のブラザーで、2021年度MFリーダーを務められていた中谷悠斗さんでした。僕が2回生になる時に、大会委員会班長だった悠斗さんから「お前次の大会委員な」と告げられてから私の2つ目のラクロス人生はスタートしました。
最初は正直何となく始めた運営活動でしたが、4回生になった今では、学連執行部の幹部になっています。
関学のみんなにはキツそうとか色々言われますが、学外のラクロス部に友達ができるとめちゃくちゃ楽しいですし、運営や広報を通した活動が私の大学4年間における精神的な成長に繋がっていることは間違い無いです。
私が学連活動を通して1番強く感じたことは、何事においてもそうですが、ラクロスは数多くの方々の協力があって成り立っているということです。
まだまだ発展途上のスポーツであるラクロスにおいては、多くの方の支えが欠かせないということを知りました。社会人の貴重な土日を削って審判に来てくださる方々、会場をおさえたりイベントを手伝ってくださる協会員の方々、自チームで忙しいのに時間を割いて取り組んでくれる学生等々、多くの人の支えがあると今年1年は特に感じました。
リーグ戦を最後まで戦い抜けたのも、そう言った方々のおかげです。
本当にありがとうございました。
③後輩に向けてのメッセージ
ここからは後輩に向けてメッセージを残したいと思います。
後輩たちには本当に感謝の気持ちしかありません。最後は関西決勝で敗れるという形に終わったものの、自分たちの代だけでは絶対にここまで来ることはできませんでした。
Aチームで一緒にプレーした生意気な後輩たち、相手チームに戦術を合わせて練習してくれたBチームの後輩たち、1回生にはサマーで戦う姿勢に刺激をもらいました。
特に最後まで一緒にプレーしたOF陣の括、圭哉、可登、しまにゃー、(ひろき)、たく、功一。ありがとう。
そんな後輩たちに向けて最後に言いたいことは、
「どんな立場に置かれても、自分を見失わないこと」です。
月並みな表現ですが、自分が4年間ラクロス部で過ごしてきて、後輩たちにはこれを大切にしてほしいと感じました。
今は1~3回生まで、色々な立場の人がいると思います。既にAチームで活躍している人、Bチームから這い上がろうと頑張っている人、まだ1回生で右も左も分からない人。
関学体育会ラクロス部に入部したからには、どんな立場であっても高い視座を持って日々ラクロスに向き合うことを求められると思います。
時にはそれが辛くなる時もあると思います。なぜラクロスをしているのか分からなくなる時もあると思います。
自分もそんな時期がありました。3回生の最後の最後までずっとBチーム。お先真っ暗。不安しかない。でも、頑張ったら4回生からリーグ戦に出場できるようになりました。今活躍できていないからと言って、不安になる必要はないと思います。
しかし、私も何もしていなかったわけではありません。ただ、自分を見失わずに練習し続けました。
今年達成できなかった日本一を達成するのはみんなです。今年負けた借りを返すのはみんなです。
来年は応援しに行くので、必ず関西制覇・日本一を達成して下さい。
④同期に向けてのメッセージ
同期のみんなには1人1人に伝えたいことがありますが、とりあえず、、、
みんなのおかげで自分のラクロス人生はめちゃくちゃ充実してたなと感じています。ありがとう。
最後は悔やんでも悔やみ切れない形で終わってしまったけど、このように思えるのも同期のみんなのおかげです。
昨年の12月頃、私自身、ラスト1年を選手として過ごすかコーチとして過ごすかの当落戦上に立たされました。そんな中、コーチ決めミーティングをした時、チームのために行動してくれた同期には本当に感謝と尊敬しかない。
あの時、少しでも心残りがあるなら選手をやった方が良いと背中を押してくれた鶴、穂高。
一緒に頑張ろうと言ってくれた夏綺。
正直に現状の評価を伝えてくれた皇之介、慶伍、天真。
気まずい顔して申し訳なさそうにしていた大夢と嵩。
アナライジングとして、日本一のために具体的なビジョンを示してくれたザキ、こすけ。
快く1回生コーチを引き受けてくれた相ちゃん。
あの時、それぞれが選択したことはバラバラだけど、全員が本当に日本一という1つの地点に向かっていたと感じます。
もう話がたくさんありすぎて何を書いたら良いか分からなくて、終わりにしようと思うのですが、
最後に1つ欲を言うなら、やっぱりもう少しの間だけみんなとラクロスをしていたかった。日本一に向けて努力していたかった。
ちょっと最初から最後までネガティブ過ぎて誰かに怒られそうなので、これ以上は言いませんが、やっぱりここまで思えるみんなは非常に良い同期なんだなと改めて思いますね。ありがとう。
まだまだこれからも仲良くして下さい。
授業が一緒で、席も偶然隣だった夏綺に誘われて幕を開けたラクロス人生。
先に入部していた上手い同期に追いつくことだけで精一杯だった1回生。
学年リーダーを務めてこれまでと違う目線でチームを見ることができた2回生。
スタンドから見た慶應戦、躍動する同期を見て来年は絶対フィールドで活躍することを誓った3回生。
笑って泣いた4回生。
どの年の記憶を辿っても同期がいて、最高でした!
本当にありがとう!!!
以上で私の自己満ブログは終わりです。
拙い文章にも関わらず、ここまで読んで下さり、ありがとうございました。
次に回すのはDF #6 山本龍輝(ヤマモト タツキ)です!
私を紹介してくれた山下嵩も熱い漢ですが、彼もまた熱い漢です。パッションに溢れ過ぎて、パッションしかありません!!
そんな彼のパッションに溢れたブログに期待です!
それでは龍輝、よろしく!!!
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