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青天の霹靂-4回生 FO #12 森口凌太-

平素よりお世話になっております。




中道崇斗から紹介にあずかりました4回生FOの森口稜太と申します。






まず初めに、みっちーの紹介をしたいと思います。


彼はラクロス部イチの人気者です。学部も学科もゼミも一緒で学校に行くときの8割はあの大きなお尻を見ていますが、温厚で、面白く、人付き合いもよく、正直他にこれほど人に好かれる人は見たことがありません。Bチームリーダーを務めながらAチームにも出場し、広報委員や体育会本部の活動もしており、多方面からチームを支えてくれています。ありがとね。最近ではプライベートであんなことやこんなことがあって、、、話題の尽きない本当に面白い奴です。プライベートの話を掘り下げるとそれでラストブログが埋まりそうなのでこのあたりで紹介はやめておきます。


すみません最後に一つありました。みっちーの紹介によると、僕は変人だそうですが(確かに図書館でパンツは畳みました笑)、パンツにまつわるサイコ話はみっちーにもあります。彼はでかすぎるお尻に耐えきれなくなり、後ろが張り裂けたパンツを家に保管しているのです。ドキュメンタルなら確実にブザーが鳴るほど絶妙にお尻で表現された胸の谷間。そんな曲芸見たくないのでもう履かないでください笑






では、ここから本題に入らせていただきます。




「青天の霹靂」




【2022年11月5日午後14:00、場所は西京極たけびしスタジアム。関西学生ラクロス選手権大会決勝。ラクロスの始まり、FaceOffの笛が鳴った。


拮抗した9回のFOを終え、最終Qを1-6で折り返した。Q間、コート内での円陣。下を向いてる奴なんて一人もいない。全員がいい表情をしていた。リーグ戦から何度も逆転を繰り返してきた関学の底力、いやその実力がある俺たちの集大成には、むしろ5点差なんて負ける気がしなかった。ANSWER‼‼鼓舞の声を上げ、ベンチに引き返すとき、俺はそれを見た。誰一人諦めていない、地鳴りのようなKGブルーの応援を。その瞬間、間違いなく120人の本気を感じた。そうして歓喜と悲哀の最終Qは始まった。】








振返ると、どの学年でも僕のラクロスの締めくくりは“悔しい“だった。




1年、チームは京都カップ優勝、ウィンターカップ優勝でシーズンを終えた。しかし、自分は試合に出てはいるもののFOとして綺麗に勝った記憶がほとんどない。手元負けの混戦GBでぎりぎり獲るか取られるか。プレーでチームに貢献することは出来ていなかった。1年生チームの優勝は本当にうれしかったが、正直心から喜べてはいなかった。




2年、年末に関西FOトーナメントなるものがあると聞き、行ってみた。そこで後に戦友となる多くのFOer達に初めて出会うのだが、その同期が決勝トーナメントに進出する中、自身はトーナメント前の予選で脱落してしまい、実力不足を痛感した。




3年、なんといっても全学決勝のあの悲劇。ビクターにあまりに綺麗で残酷なFOブレイクを食らってしまい、そのままチームは慶応の波にのまれて負けてしまった。あの大敗にはメンタルもブレイクされた。俺のせいだと、試合終盤からもう泣いていた。






悔しい終わりしか経験していない。ただ、今年は笑ってシーズンを終えそうな自信があった。




その自信は今年の自身の行動からきていた。






夢の国ディズニーの創設者、かのウォルトディズニーは『現状維持は退化なり』という名言を残した。その考え方からディズニーランドは永遠に未完成であるとされている。この格言は何か一生懸命になるものを持っている人にも通ずるものであると思う。いつまでも未完成という自覚があれば、常に前進を続けることができるし、新しく強化されたスキルを得ることが出来る。




ラクロスに置き換えても、それはそうといえる。確かに去年と同じような練習では立ちはだかる高い壁と距離を縮めることはできない。「まあええか。」そういった変な妥協をしている奴は最後の最後に痛い目を見ることになる。そう考えて、今年は “思い立ったらすぐ行動”を心がけて試行錯誤を繰り返してきた。




FO練では今までになかった新しいメニューをいくつも考案し、FOユニット全体に落とし込んできた。処理ならどんな処理をどのタイミングでどこに処理するのか、グラボならどんな取り方でどう身体を入れるのか、かなり細分化した癖のある練習だったと思う。




加えて、武者修行に行っては新しい知識をインプット。フォーム改良を繰り返しては、反省点や発見点をインスタに更新しては知識をアウトプット。“もっと強く”を追求してこのサイクルを回し続けてきた。




結局、手合わせしたチームは約40チーム、対人してきたFOerは100人以上にもなる。そこで頂いた教えを受けてPDCAは何度も何度も回転させてきた。だからこそ日に日に強くなる未完の大器がそこにはあった。




そりゃもう普通じゃない。先輩や社会人、後輩、審判、いろんな人からアドバイスをもらっている分、あらゆる視点から自分のFOを理解していた。この1年でクランプしてきた数だけは誰にも負けない自信がある。負けたら終わりでも、どれだけ相手が強くても、絶対に勝ちたい。最後はみんなで笑って終わりたい。そんな願望を願望で終わらせぬよう努力を重ねた。そして迎えた関西決勝、FINALの舞台だった。






【残り30秒で5-7。無情にも相手ボールから試合が再開し、そのまま試合終了を告げるホイッスルが場内になった。瞬間、19世代の幕は下りた。】




思えば昨日は雲一つないような良く晴れた空だった。試合開始でなったあの希望に満ちたホイッスルと違い、そこに鳴り響いた終了のホイッスルはまさに雷のようだった。




青天の霹靂―思いもよらない出来事が起こって驚くことー




まさにピッタリだ。負けるなんて思っていなかった、ここで引退すると思っていなかった僕にとってあの瞬間は正直につらかった。




電光掲示板に大きく書かれた優勝京都大学という文字はまあ見たくなかったし、いまだに負けたことを信じていない自分もいる。今日も無意識に朝7時に目が覚めたし、壁に掛けたラクロス用具や運動着がしまってある棚の隣でこのブログを書いている。




引退初日の生活リズムや自分の部屋をみても、ラクロスで埋め尽くされているなと感じる。そういえば、バイト先で「稜太、ラクロスと付き合ってる?」と言われたり、調子に乗ったアパレル定員に「お兄ちゃん黒すぎだね。日サロ行ってる?」と言われたり、就活で仲良くなった人には「日焼け止め塗って!」と何度も言われた。いや、ラクロスと付き合ってないし日サロ行ってないし日焼け止め塗ってるし、、、さすがに「おいふざけんなよ笑」とは思ったが、一緒に頑張ってきたラクロスに関わるみんなとの当たり前の日々、楽しかった日々は常識から外れていたんだと今になって思う。




でも、そのラクロッサーと過ごした4年間はかけがえのない、まぶしいくらいの青春だ。なんといっても僕には誇らしい仲間がいる。僕がラクロス部を選んでよかったと思える一番のポイントも間違いなくここだ。




ここからはその仲間への感謝を述べて、ブログを終わりにしたいと思う。




まずプレーヤーのみんな。


ATにもMDにもDFにもGにも各ポジションに関西NO.1がいると思う。


どう考えても怪物だらけのプレーヤー陣。炎天下で暑い日も極寒の三田でも雨降る中でもずっとずっと日本一に向かって練習してきた僕たちは、昨日の結果こそうまくいかなかったもののその過程は輝かしいもので、決して後悔するような事じゃない。後輩たちにはぜひ前を向いて僕たちが成し遂げられなかった関西制覇をまずは成し遂げてほしい。試合終了後、悔しくて泣いている後輩、俺のせいで負けたと泣きながら謝ってくる後輩を何人も見たけれど、そうじゃない。みんなのラストイヤーはまだまだ先にあるし、本当の最後はここじゃない。現状維持は退化なり。まだまだ未完成だと思ってとことん突き詰めていってほしい。それと、2、3年生の実力がなかったら間違いなくあの舞台には立ててない。力貸してくれて本当にありがとう。関学には僕の弟もいるので来年以降、関学を引っ張っていってもらいたい。これからは頼むぞ。


同期にはもう安心感しかなかった。自分がFOで勝って最強オフェンス陣につなげば絶対に点を取ってくれる安心感があったし、自分がFOで負けてしまっても最強ディフェンス陣がゴールを守ってくれる安心感があった。自分がFOで競ったときには最強ウィング陣との連携でポゼッションに繋げることが出来る安心感があった。この環境だからこそやりたいようにプレーすることが出来たし、何しろ試合が楽しかった。本当にありがとう。




それからスタッフのみんな。


FOというポジション柄、笛を吹いてくれるスタッフがいなかったらそもそも練習になってないし、毎回毎回嫌な顔せず毎日100本くらいやる対人動画をとってくれたおかげでFO分析ができるようになった(充電の大幅な減りを気にして携帯をなかなか出さないFO桜雅と駿希を除く)。ひざの故障や足首の靭帯を斬りまくっている自分を毎回毎回気にかけてくれ、時にはテーピングもまいてくれたトレーナー。ウィングの配置統計やFOの手元、ポゼッション、勝ち方まで詳しく統計を取ってくれたアナライジングスタッフ。みんながいなかったらスムーズに練習を進めることは出来ていないし、今シーズン僕が取り組んできた分析するFOは絶対に出来ていなかった。いろんなサポートがあってここまでこれたと思う、ありがとう。




そして他チームのFOerの皆さん。


これだけFOに全力になれた、夢中になれたのは確実にみんながいたから。毎週毎週どこかに武者に行ってはどこかに武者に来てもらって、みんなで切磋琢磨した結果、全員で強くなれたと思う。チームは違えど、FOという絆はかなり強いものだと確信している。また落ち着いたらいろんなこと話に飲みにでも行きたい。ていうか行く笑。一緒に練習してくれたみんなの熱があってこそ今の僕がある。みんながいなかったらこれほど成長はなかったと心から思っています。本当にありがとうございました。




最後に関学FOの後輩のみんな。


今の関学FOには何が足りないのか自分なりにしっかり考えて練習メニューを考えていたけど、あんまりうまくいかないのもあってなんでこんなことするねんと思っていたと思う。処理へたくそとかグラボへたくそとか口酸っぱくいってて正直まあ腹立ってたこともあると思う。それだけ言ってたくせに決勝はFOで圧倒することが出来ず、かっこいい姿も見せることが出来なくて本当に申し訳なく思う。ただ、この1年、俺についてきてくれたみんなは確かに成長してるし強さがある。正直、現段階では1,2,3年FOの関西トップは関学だと思う。競り合いむかつくくらい強い桜雅、フィジカル無双すぎて主食がなんなのか気になる駿希、早く彼女が欲しい反応早すぎる稜、早く彼女が欲しいフィールドも強い有馬。自信もってこれからやってほしい。お前らはマジで強い。また練習お邪魔させていただくときはよろしくね。ついてきてくれてありがとう。






振返ってブログを書く今、昨日試合に負けて、悔しくて、泣いたはずなのに、もう全員で、全力でラクロスをする日がないと考えるとまた涙がこみあげてきた。正直まだ書きたくなかったし、これからも書きたくなかった。それだけもっとみんなとラクロスがしたかった。それくらいみんなと過ごす時間は楽しかった。書きながら泣きそうになってるくらい。それでも夢半ばで日本一という目標はついえてしまった。でも誰かがいずれ僕たちの代で成し遂げられなかった学生日本一を必ず成し遂げる。そうして、うれし涙で引退を迎える。これからの関学ラクロスには自分たちが“叶えられなかった想いを受け継いでいってほしい”と心から願っている。どんなに素晴らしい漫画にも必ず終わりは来る。ワンピース第145話に同じようなタイトル「“受け継がれる意志“」というタイトルがある(Dr.ヒルルク最期の場面)。その1話の中に、自分の4年間のラクロス人生にふさわしい名言があったのでそれを紹介して締めくくりたいと思う。










「まったく‼‼いい人生だった‼‼」








本当に充実した4年間でした。応援ありがとうございました。


12月まで今年のシーズンは続くので引き続き応援のほどよろしくお願いいたします。






【全国大会には1,2,3年で毎年戦ってきた北大の直弘や九大の渉磨、東北大の怜央奈、メッジ交換した名大の慶太、1年からしのぎを削ってきた京大の電通、関東武者の後、助手席に乗せてもらって一緒にラーメン次郎を食べた慶応のビクターが進んだ。バケモン揃いだ。本当は岡山大の岡村君と俺を入れてみんなでバチバチにやりたかった。でも勝負の世界。どうかみんなには後悔がないように出し切ってもらいたい。応援してます!】








次にブログを回すのはMF#18山下嵩です!


嵩は去年ミディーリーダーを務めてくれた非常に熱い男です。ヒートアップしすぎてクロスを振り回しているのもよく見かけます笑 何本かぶん回しすぎてシャフト折ってたのも覚えています。


そんな嵩ですが、関学1綺麗なんじゃないかと思うパスフォームで精度も抜群。しかも今シーズンいくつものゴールでチームのピンチを救ってくれた頼りになる男です。


しゅうのアツアツのブログに期待しましょう!じゃあ次よろしく!

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