思い-1回生コーチ 井上功一-
- kg lacrosse
- 5 日前
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保護者の皆様、そしてOBGをはじめとする関係者の皆様、日頃より多大なるご支援、そして熱いご声援本当にありがとうございます。
今年も残すところ1回生のウィンターステージのみとなっております。1回生が精一杯頑張る姿を温かい目で応援していただけると幸いです。
そして、来年以降日本一になるためには皆様の応援が1番の力となりますので、引き続き熱い応援よろしくお願いいたします。
今年1回生コーチを務めています、井上功一です。
僕のブログの前にまずは淳宏の紹介をしたいと思います。
淳宏は高等部バスケ出身で、あらかじめ入部することは聞いてたのでどんなやつかと思っていたら、むちゃくちゃ大人しくて今までの高等部バスケ出身のやつとは違う雰囲気だなっていうのが第一印象です。
真っ暗になるまでシュー練するし、壁当ても毎日欠かさず行ってて、尚且つ学年リーダーとして自分のこと律して、練習中締めて人一倍声掛けしたり、そんな淳宏がいだからこそチームとしてまとまりが出てきています。本当に感謝してる。
中々努力が結ばず、悔しい思いばっかしてきただろうけど、それももう終わり。ウィンターで全て花開くと予言します。
淳宏の良いところだけ紹介してもしゃあないので1つ別の一面も紹介します。淳宏はおそらく1番のむっつりではないでしょうか。みんなで盛り上がってる横で常にニヤニヤしながら話に耳を立てています。聞いてないようで実は1番聞いてるんです。特に女の子絡みの話は1番ニヤつきます。このスケベ野郎!
その顔をよくかいちゃんに馬鹿にされています。
そして、ともきだけにはむちゃくちゃ厳しいです。何がとは言わないけどともきのことは気に食わないみたいです。今度ゆっくり聞いてやりたいですね。
淳宏の紹介はここまでにしてブログ書きます。
ウィンター決起ブログはラストブログの間にあるものなので、長く書くのは定石ではないですが、これまでの思いを書きますので今回はその定石を無視させてください。
では始めます。
これまでの1回生ブログを読んでお分かりだと思いますが、この1年、僕は1回生に対してかなり厳しく接してきました。
備品ミス、GS間に合わんかったら一切練習させず3時間グラウンドに立たせる。試合に勝っても褒めずに、少しのミスがあればそれを詰める。17、バービー、1ミスに対しての厳しい言葉。厳しい練習を積んできたあの上回生が引くほどの厳しさでした。確実に日本一厳しい基準で練習してきた1回生チームです。
今となっては良い思い出になっていれば幸いです。
でもこれには、1回生に腹立つからとか、嫌いだからとか、日々のストレス発散とかそんなんではなくちゃんとした深い理由があります。
その理由を語るためにも少しだけ去年の僕の話をさせてください。
僕は去年MFリーダーとして本気で日本一というものを目指していました。そのために、かなりの努力を積み重ねました。
まず日本一だけを目指したいという思いから、あまりうまくいってなかったっていうのもあるけど、就活で頭が一杯の幹部ほどダサいものはないなという思いからまず、親の反対を押し切って途中で就職活動自体を辞めました。
そしてどんなに忙しくても雨の日でも毎日2時間の壁当てと、オフの日の朋幸、たくとのシュー練を欠かさずに行うような毎日を送っていました。
夜予定がある日は早起きして練習前に壁に行く、それくらい自分に厳しく課していました。
その甲斐あってリーグ戦ではそれなりに活躍できました。チームとしてもリーグ戦1位になれました。
でも結局、日本一はおろか関西決勝で敗退。
負けたあの瞬間、負けた悔しさではなく、もう2度とこの仲間と日本一を目指せることは無いんだという喪失感に溢れました。
日本一取りたかったな、みんなと最高の思い出作りたかったなというこの寂しい思いは未だにあるし、多分一生残り続ける思いなんだろうなって思う。
後悔は何一つとしてないけど日本一なれなかったというこの思いはずっと残り続ける。
そんな思いがある僕だからこそ、1回生のみんなにはそんな思いではなく「日本一取れて本当に幸せだな、ラクロス部入って本当に良かったな」と4年間終えた時に思ってもらいたい。
君らには本当に幸せになってほしい。
その思いを君らだけじゃなくて君らのお父さんお母さんや兄弟といった関わる全ての人にもしてもらいたい。
そういった思いがあるから、日本一という高い目標に対しては僕以上に厳しい基準でやっていかないと、叶えることができないというのを分かってほしいから、君らにはとても厳しくしてきた。
強い1回生チームを作るために、ウィンター優勝させるためにっていうのももちろんあるけど、もっと長いスパンで見てその先の日本一、そして最後引退した時に幸せになってもらうにはどうすれば良いのかを軸として、常に君たちの指導にあたってきた。
ウィンター決起ブログとしてふさわしいこと言ってないかもしれないけど、これが僕の本心です。
これまでこんな厳しくすることが合ってるのか分からないこともあったり、君らの落ち込む姿を見て心苦しくなって迷いが出る時もあった。
特に大学から始めるスポーツだからこそ、楽しさを1番に教えるべきなんじゃないかと何度も思った。
桔平なんて何回も俺に怒られて涙目になって落ち込んでる時あったな笑
それでもここまでブレることなく君らへの指導を貫くことができたのは間違いなく君らのおかげ。
こんなコーチについてきてくれるみんな、みんなの頑張る姿が僕の原動力だったし、なんだかんだでラクロス楽しそうにやるみんなのことが大好きです。
そんな大好きな君らの成長のためだったら、嫌われてもいいから嫌なことも厳しいことも言うことができた。
常に君らが僕にとっての頑張らなければいけない理由と原動力になっていました。
歳を重ね、大人に近づけば近づくほど、正解が見えないような難しいことに取り組むことが増えてくる。その分だけ迷いや悩みも増えます。みんなそう。立場の違いや悩みの大小はあれど、この先必ずそれが訪れる時が来る。
みんなのブログにもあったけど、選んだ道を正解にするしかない。僕にとっては今やってる指導で良かったと思えるようにするしかない。
今は良かったのかなと思えてる。それは本当にみんなのおかげです。
本当にありがとう。
そんな大好きなみんなとウィンター優勝したい。
優勝させてあげたい、幸せな思いをさせてあげたい。
みんなも同じ気持ちだろうし、だからこそ当日今まで以上にものすごく緊張すると思う。
でも大丈夫。
君らは強い。
間違いなく俺が見てきた5年間の中では史上最強の代。
それは、ラクロスの技術はもちろんだけど、それ以上に防具綺麗に並べる、応援席への感謝の礼、プレイヤースタッフ関係無くめっちゃ仲良いという「人として正しい行いをし続ける」という面を含めて。
関東の強豪倒して優勝したユースカップ。
優勝するのは当たり前、優勝できなかったら関学ラクロスの恥とまで言ってプレッシャーかけ続けた中で優勝した京都カップ。
君らには常に高い壁を課したけど、それを全て乗り越えてきた。どの大学よりも厳しい道を走ってきて、心・技・体のその全てが備わっている君らならどんな険しい壁も乗り越えることができるし、そんな君らに勝てる相手はどこの一つも無い。
だから、言わんでもあるやろうけど絶対的な自信を胸に目の前の1球に集中してとにかく楽しむこと。これだけしてください。
最後、今までプレッシャーしか与えてこなかった僕からみんなに与えるのはプレッシャーじゃなくて、このチームでなら絶対に勝てるという
"絶対的な自信"と
"ラクロスの楽しさ"です。
「勝ちたい、優勝したい」という思い以上に1回生チーム最後の大会として1プレー1プレーを噛み締めてください。
勝利の責任は僕らコーチ陣に委ねてください。
今まで培ってきた全ての経験と知識を使って僕らコーチ陣が必ずみんなを優勝に導きます。
だから安心して臨もう。
明日から始まるウィンターで最高の思い出と幸せな思いを作りましょう。
以上で僕のブログを終了とさせていただきます。








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