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「恩義」-4回生 DF 林 将太郎-

日頃より関西学院大学男子ラクロス部の活動を応援してくださっている皆様に、この場をお借りして心より御礼申し上げます。


日々の練習環境の充実、そして学生として挑戦できる場があるのは、間違いなく多くの方々の支えのおかげです。


本当にありがとうございます。





まずは、バトンを繋いでくれた飯島綾菜さんの紹介から入ろうと思います。





彼女の印象は「明るい」から始まり、「明るい」で終わりました。



最初に出会ったときから、とにかく陽の性格で、場の空気をパッと明るくする存在でした。

人見知りな自分でも、話してみるとすぐに打ち解けられて、気づけば自然と笑ってるような、

そんな不思議な安心感を持っている人だと思います。


練習中は正直、「もう。うるさい。」と思ってました。笑

でも、そのうるささが良い意味でチームを元気にしてくれて、どんなにしんどい練習の日でも、綾菜の声が聞こえると少しだけ気持ちが軽くなりました。


そして、何よりも愛嬌。

あの愛嬌ある笑顔を見ていると、こっちまで笑顔にさせられる。そんな存在って、なかなかいないと思います。


ほんと素晴らしいです。



最後に、一緒に同期として活動できて、同じ時間を過ごせたことが大切な思い出になりました。

これから先も、ずっとその明るさで、周りの人を笑顔にしていってほしいです。






さて、ラストブログという形で自分の4年間を振り返るにあたって、正直何を書こうか悩みました。


自分もいつか先輩たちのような熱いブログを書きたいと思っていたはずなのに、いざ書こうとすると言葉が出てきません。


けどまあせっかくのこの機会なので、4年間を振り返った自分の素直な思いを書こうと思います。






【サッカー人生】






ラクロスを始める前、僕はずっとサッカーをしていました。


小さい頃からボールを蹴ることが当たり前で、汗だくになってボールを追いかける毎日が自分の生活の中心でした。


サッカーは僕にとって、初めて「夢中」になれたスポーツでした。



大学生になり、


「関学サッカー強いけど、どこまでやれるんやろ」


セレクションがあることを知らなかった僕は、こんなドキワクな気持ちで入学したのを覚えています。



結局サッカーは諦め、どうやって大学生活過ごそうかなと途方に暮れていました。



そんな時に出会ったのが、ラクロスでした。







【新たな挑戦】







高校のとき通っていた塾長に、ラクロスを勧められたのが始まりです。



ヘルメットをかぶり、クロスを振って走り回る姿を見て、「何だこのスポーツは」とバカにする気持ちの反面、少し心が動いたのを覚えています。



サッカーとは全く違う世界。


けどどこか懐かしい、「夢中」の匂いがして、その瞬間、このスポーツに4年間を捧げてみよう。

そう思いました。







【1回生】






1回生のころの僕には、



「うぬぼれ」



この言葉が正直1番似合うと思います。



周りの同期たちが必死に自主練に取り組む中、自分は不正がバレてセブンティーンを走らされたり、正直自主練量なんてみんなと比べるのも烏滸がましいくらい、数える程しかしてませんでした。



「タッパがあるからなんとかなる」

「センスでなんとかなる」



恥ずかしながら、本気でそう思い込んでいました。



実際、ウィンターではスタメンとして「日本一」に貢献することが出来、ベスト10にも選ばれ、このままなんとなくでラクロスに取り組んでいれば、順当に行くだろうと思っていました。




しかし、2回生になり厳しい現実を見ることになります。







【2回生】







2回生の頃の自分を一言で表すなら、「下手くそ」です。


自惚れからくる油断が、もろに現れた年になりました。




2回生最後のBリーグの慶応戦では、ベンチに入れずピッチの端っこで観戦していました。



チームのために走っている姿。

同期が活躍してる姿。

点を決めてみんなで喜んでいる姿。



その時見えた光景は、未だ鮮明に覚えているし、本当に情けない、恥ずかしいと自己嫌悪に陥ったのも忘れられません。



でもその一方で、「このまま終わりたくない」という気持ちが、この日を境に強くなっていったのも確かです。



「なぜ自分だけが伸び悩んでいるのか」

「どうすれば上に食らいつけるのか」


そう自問自答する日々が続きました。



答えはすぐには出ませんでしたが、ひとつだけはっきりしていたのは、努力を積み重ねるしか道はないということでした。



あの頃の僕は、上手くなりたいというより、「認められたい」という気持ちが強かったです。



けど、努力を重ねる中で、「誰かに評価されたい」から「チームのために貢献したい」に変わっていきました。


この意識の変化が、後の自分の成長に大きく影響したと思います。





この年を振り返ると、たしかに「下手くそ」な1年でした。


でも同時に、本気で上を目指す覚悟を固めた大切な1年でもありました。







【3回生】







3回生のシーズン当初、初めてAチームでプレーする期間をもらいました。




「やっとここまで来た」




そう思った反面、Aチームの重さを感じたのもこの時でした。



Aチームは、単に上手い選手が集まる場所ではありません。一人ひとりがチームの看板を背負い、勝つために行動し続ける集団です。


その中に自分が入ったことで、緊張感と責任感、そして本当の意味での「覚悟」を知りました。



練習中の一つのプレー。

試合中の一つの声。



全てがチームに影響を与えるということを痛感したからこそ、プレーの精度だけでなくチームに貢献するために「何ができるのか考える力」を持とうと思いました。



けれど、現実は甘くありませんでした。



チームの勝利に貢献するプレーも出来ず、ましてや戦犯となるようなプレーばかりで、「自分はチームの力になれているのか」と自問することも多かったです。


それでも、あの頃の緊張感と必死さは、間違いなく最上回生への大きな一歩でした。






【先輩方へ】



ここで先輩方への感謝を書きます。


この4年間で、一番大きな影響を受けたのは、間違いなく先輩たちです。特に一個上の先輩方には本当にお世話になりました。




Aチームで苦しんでいた時、励ましてくれたり。


どんだけ戦犯なプレーをしても、「お前には期待してる」「お前ならできる」と信じ続けてくれたり。




あの言葉と時間がなければ、今の自分は絶対にいません。

先輩方がいつも背中で示してくれた「関学ラクロスの在り方」が、僕の原点です。



僕が後輩に対して何かを伝えられる存在になれたとしたら、それはすべて、先輩たちがそうしてくれたからです。



3年間本当にありがとうございました。

また飯でも連れてってください。








【4回生】








そして最上回生。






4回生になって初めて、「日本一」という言葉の重みを理解しました。




4回生になる前までは、ただのスローガンのように聞こえていましたが、最上回生としてチームを見た時、



「この言葉を現実にするのは、自分たちしかいない」



そう実感しました。




チームの勝敗に直接関わる責任。

下級生の手本となる責任。

関学ラクロスという伝統を背負う責任。




その全てが、プレッシャーとしてのしかかってきました。


でも、同じ重さを感じながら、それでも前を向く同期の姿を見て、「自分もやらな」と奮い立たされました。



そんな中で起きたのが、謹慎処分でした。


当然の結果として、チームから離れ、一定期間の活動停止を言い渡されました。



仲間が練習しているグラウンドの音を遠くで聞きながら、




自分だけが何もできない時間。





あれほど苦しい期間はありませんでした。




開幕戦もスタンドから試合を見つめるしかありませんでした。


結果は負け。


試合後、悔しがる仲間の姿を見て、悔しさと同時に、チームに貢献できなかった自分への怒りが込み上げてきました。




「復帰したら自分がチームを変える」




そう心に誓い、復帰までの期間を過ごしました。



やがて謹慎が解け、「やっと戻ってきた」と笑ってくれた仲間たちの存在が、何よりも心強かったです。


その後は、自分がチームのためにできることをすべてやろうと決めて、勝利のために練習も試合も全力で取り組みました。





そして迎えたFINAL3。





これまで積み重ねてきたすべてを出し切るつもりで臨みました。




結果は負け。




夢に見ていた有終の美は飾れませんでした。




それでも、試合後の僕の心には、不思議と「悔い」はありませんでした。


勝てなかった悔しさはもちろんありました。


でもそれ以上に、仲間とここまで走り抜けた誇りと充実感や、あの苦しい日々を共に乗り越えて、最後までチームの一員として戦えたことが、何よりも嬉しかったです。










日本一を目指すというのは、簡単なことではありません。

勝ち続けるだけでなく、全員が同じ方向を向き続けることが必要です。

それがどれだけ難しいことか、この4年間で痛いほど分かった気がします。






【同期へ】




この4年間、僕はかなりの問題児だったと思います。

真面目にやっているみんなの中で、どこか気持ちが緩んでいたり、行動が軽率だったりすることも多かったです。

それでも、そんな僕を見捨てずに、いつも普通に接してくれた同期のみんなには、本当に感謝しています。


練習場所に行くまでは「だるいな」「今日はしんどいな」と思う日もありました。

でもいざグラウンドに着いて、みんなの顔を見てどうでもいい話をしたり、ふざけ合ったりしていると、自然と気持ちが切り替わって「今日も頑張ろう」って思えるようになっていました。

その時間があったから、僕はここまで続けてこられたんだと思います。



かいしには特別に感謝してます。

問題児の多いDF組織を支えてくれて、誰よりも声を出して、誰よりも体を張ってくれる姿はリーダーの鏡そのものでした。

謹慎やら怪我やらで、中々メンバーが揃わない期間があったり、DFのこと任せっきりになったりと、本当にしんどかったと思うし、これ以外でも謝らなあかん事が多いように感じます。

ごめんなさい。


かいしの言葉にイライラすることもあったけど、その言葉の裏にはちゃんと温かさもあって、何度も助けられた。


本当にありがとう。





同期のみんなと過ごした時間は、ラクロス人生の中で一番濃くて、一番楽しい時間でした。


みんな、本当にありがとう。





【後輩たちへ】






僕は、2回生の頃は本当に下手くそでした。


Aチームで試合に出られるなんて夢のまた夢。


それでも、あの頃の僕が諦めなかったのは、

「引退の瞬間、仲間とピッチに立っていたい」と心から思っていたからです。



努力すればするほど、ラクロスは応えてくれるスポーツです。


苦しいこととか辛いことも多いと思うけど、そういう時こそ、隣を見れば少なからず自分は一人じゃないって気づけるはずです。


同じように汗を流して、同じように悔しい思いをして、同じように上を目指している仲間がいます。


その存在が、どんな言葉よりも自分を奮い立たせてくれると思います。


大事なのは「チームのために何をするか」を常に考え続けることです。


完璧じゃなくてもいいので、本気でチームを想う気持ちだけは絶対に持ち続けてほしいと思います。






【最後に】






この4年間、たくさんの悔しさと喜びを経験しました。


サッカーを辞めた時、「もう本気で何かに打ち込むことはない」と思っていた自分が本気で取り組める環境に出会えたこと。


それが何よりの財産です。


ラクロスという競技を通じて、僕は「勝つ」ことの難しさと、「仲間と戦う」ことの尊さを学びました。


そして、関西学院大学男子ラクロス部というチームの一員でいられたことを、心から誇りに思います。



これからもずっと、このチームの勝利を願っています。



【両親へ】


17年間にわたるスポーツ人生は、間違いなく両親の支えなしでは成り立ちませんでした。


小さい頃から、試合や練習に見に来てくれたり、朝早くから送り迎えをしてくれたこと。


スパイクや防具、遠征費など、決して安くないお金を惜しまず出してくれたこと。


どんな結果でも、「よく頑張ったね」「お疲れ様」と笑顔で迎えてくれたこと。


他にも数え切れない感謝があるけど、その一つひとつが今の僕を形づくっています。



ずっと続けてきたサッカーを辞めて、大学でラクロスという新しい競技に挑戦すると言ったときも、「やってみな」と背中を押してくれました。

未知の世界への挑戦を、信じて見守ってくれたその優しさがあったからこそ、ここまで全力で打ち込むことができたと思います。




これまで17年間、応援される立場でした。

これから社会人として新しいステージに進む中で、少しずつでも恩返ししていけるように頑張ります。

まだまだ未熟で迷惑をかけることもあると思うけれど、これからも温かく見守ってもらえたら嬉しいです。


今まで本当にありがとう。


これからもよろしくお願いします。





次にブログを回すのは、ぼんぼんこと大久保百合さんです。



ぼんぼんは、気兼ねなく話すことが出来る数少ない女性です。


いつも穏やかで、どこか母性を感じるような優しさに包まれていて、話していると自然と心が落ち着きます。

見た目や雰囲気は真面目そうで落ち着いてるのに、時折見せる笑顔や冗談にはあたたかさがあって、自分もよく助けられました。


どんなときも一歩引いて周りを見ていて、選手一人ひとりの状態を気にかける姿や、マネージャーとしての仕事の丁寧さを見ていると、誰よりも責任感を持って取り組んでくれていたと感じています。


本当に素敵です。



最後に、一緒に同期として活動できて、同じ時間を過ごせたことが大切な思い出になりました。

これからも、その優しさと暖かさで、たくさんの人に愛されて欲しいと思います。



そんなぼんぼんのブログ楽しみにしてます!

よろしく!

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