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「証明」-4回生 副将 DF#7 坂口晶之輔-

平素よりお世話になっております。




保護者の皆様、OBGの皆様、阪先生、立花さん、中島監督、はじめとする学校関係者の皆様、植地さん、杉本さん、けいやさん、たくさん、いぬさん、ともひささん、コーチの皆様、関学ラクロスに携わってくださる全ての皆様、いつも私たちの活動を支えていただき本当にありがとうございます。そして4年間お世話になりました。


碇武くんから紹介に預かりました。同じく4回生副将の坂口晶之輔です。


彼は高校時代から同じクラスだったこともあり、お互い面識はありましたが、とても真面目で誰にでも笑顔を振り撒き、誰から好かれているような存在で、おそらく彼のこと嫌いな人は本当にいないんじゃないかって思えるくらいいいやつです。けどそんな八方美人な彼を僕はあんまり好きではありません。なぜならたまに毒を吐いておるのを僕は知っているからです。たまに出てくる真のよしゆき、俺はそっちの方が好きだよ。

そんな彼ですが、誰にもあまり弱い顔を見せずに、自分の中でものすごく太い芯のようなものがある人間なのかなと勝手に思っています。高校時代からアメフト部のキャプテンをしていた彼だったので、生まれながらの彼のリーダーシップには僕もリスペクトしています。


碇武くんの話はこの辺にしておいて、次は自分の話をしようと思います。



なんの話をしようかと結構迷いましたが、せっかくなんでラクロス部人生の中で一番しんどかったけど、同時に一番自分が強くなれたと実感できた、4回生での話をしたいと思います。


こういう話をすると、僕のブログは毎回「臭い」だのなんだのといじってくるT口Hろと君とかもいますが、今回は彼のためにプンプンに匂わせていこうと思います。




僕の2025年度シーズンが始まったのは、2025年5月3日。

試合に出場するのは、2024年6月1日以来で 337日ぶり の復帰でした。


正直、その試合で感じていたのは「やっと戻れた」という嬉しさよりも、

「ここでまた全部壊してしまうんじゃないか」という恐怖でした。


僕にとって復帰できたことは本当に嬉しかったし、同期や後輩と同じピッチに立てる光景は、この1年間ずっと待ち望んでいたものでした。でも、復帰した瞬間に思ったのは、そんな綺麗な感情とは少し違っていて、「あれ、自分動かへんやん」という焦りでした。


1年やってないと、自分のプレースタイルも忘れてるし、「ここではこう動く」という瞬間の判断が全然戻らない。もともと感覚でラクロスしてきたタイプなので、その鈍りを復帰後に痛いほど実感しました。

そして何より、自分の体が全く思うように動かないことに、一番腹が立った。


痛み止めを6錠飲んでも痛みは消えへんし、アドレナリンで誤魔化そうとしても、どこかで「怖い」と感じる瞬間があって、周りより一歩遅れる。

それを改善しようと練習外でステップ練をしようにも、練習の疲労が限界で、1日の膝への負担もキャパオーバー。

なにをしようにも、結局は膝の痛みと戦う日々から離れられなかった。


医者には「シーズンを通して徐々に消える痛み」と言われたけど、結局その痛みは最後まで消えなかった。


このシーズン、自分のプレーに納得がいった瞬間は圧倒的に少なかったし、本当に自分がチームに貢献できているのかと疑う日もあった。

でも、どんな時も前を向いていたつもりやし、たとえ全力を出せなくても、全力以上の何かを出そうとしていた自分は確かに存在した。


だからこそ、2024/6/1に怪我をした自分と、337日のリハビリを経て、もう一度本気で日本一を獲りにいった今の自分を比べた時、間違いなく今の自分の方が強いと胸を張って言える。




僕がこの1年を走り切れたのは、素晴らしい仲間、家族、監督やコーチ、リハビリの先生、支えてくれた多くの人がいたからです。

でも、それ以上に強かったのは「自分自身で何かを証明したい」という気持ちでした。


おそらく僕が怪我したあの日、もう僕が選手として戻ってくることはないと思った人もいたと思う。

実際、僕自身も思いかけた瞬間はあった。


けど、僕はそれを否定したかった。

そして、それを証明したかった。


ラクロスが上手くなくて試合に出られない、Aに上がれない、Bにも上がれない。そんなことで悩んでいる人たちに、

「そんなこと関係ないで」

と伝えたかった。


1年ラクロスができなくても、復帰して下手くそになっていても、同期と後輩と試合に出たいという気持ち、自分ならやれるという自信、それが本気であれば、絶対に届くということを証明したかった。



僕は後悔という言葉が嫌いです。


「もしあの時ああしてなければ」と考える瞬間はあります。

けどその選択をしたのは結局いつも自分自身で、その選択が正解かどうかなんて、自分の行動ひとつでいくらでも変えられると思っています。


あの日、小峰くん相手に無理やりボールダウンを狙って怪我をしたことも、

遠征に行っていなかったら、試合に出ていなかったら、と考えることもあるけど、

正直どうでもいいです。


怪我をして長期間苦しんだけど、そのおかげで自分の考え方も、人への接し方も、周りの人への感謝の仕方も、全部変わった。

今まで見えていなかった景色が、はっきり見えるようになった。


今まで話したことのなかったCチームの選手、普段はふざけてても練習では誰より真剣なやつ、

今まで音としてしか聞こえていなかったマネージャーの笛も、気づけば選手のために完璧なタイミングで吹かれていて、ボトルも置かれていて、怪我で練習していない僕にまで渡してくれた。


もし怪我してなかったら、この視点に気づけてなかった。




後悔を後悔のままで終わらせないでください。


これから最上級生になる3回生。

ラクロスが好きで上達しているやつはそのまま突っ走ってください。

けど、どんな時も一番しんどそうな人、ラクロスを楽しめてないやつにも目を向けてあげてほしい。

彼らの背中を押せるのは、間違いなくお前らやから。


部活への熱が冷めそうになっている君たち。

ラクロスが大好きじゃなくてもいい。

僕も別に“超大好き”というわけではありません。


けど、「ラクロスが面白くない」「上手くない」「ポテンシャルがない」そう言って4年間を無駄にするのはダサい。

今の自分の状況がどれだけしんどくても、目標は高く持って、達成する努力をしてほしい。


1ヶ月あれば人は変われる。

オフシーズンでいくらでも変われる。


困った時は僕に相談してください。

僕が君らのケツをバッシバシに叩きます。




そして最後に。


どんな時も最後には必ず成功が待っている。

自分が諦めない限り、どんなことにも自分が目指す姿はある。

それを証明することが、僕の目標であり、使命だったのだと今年改めて感じた。


僕はこれからも証明し続けます。













最後に両親にだけメッセージを書こうと思います。


こういうところで書くのは恥ずいから書かないって言ったけど、直接いうのはやっぱ恥ずかしいんでここで失礼させてください。



まずはこれまでのスポーツ人生いつも支えてくれてありがとう。

正直これまでのスポーツ人生の中で、自分魅せたいと思える姿を見せてあげられたいたとは思ってないけど、それでも日本にいても、海外にいても、大学生になってもいつも試合に応援にきてくれて本当に嬉しかったと同時に、今年は特に自分の集大成見せたかったし、日本一という形で恩返ししかったけど、自分の実力不足でした。ごめん。

去年、今年はスポーツ人生最後にして一番いろいろ経験したし、一番成長できたと思っています。



お父さん

僕が行う色んなことに対して興味があるのかないのかわからないけど、試合になったらいつも観に来てくれて、試合がどうこうとか自分がどうこうとか言わないけど、いつも支えてくれて応援してくれていたのは知っています。自分がやりたいスポーツをなに不自由なくさせてもらったのはもちろんあなたのお陰でだということは理解しています。本当にありがとうございます。

最後に試合きたらもーちょい笑顔見せてくれたら嬉しいです。




お母さん

これまで一番お世話になった人なのは間違いないです。

スポーツをやってからサッカーをしてもラクロスしても僕の挫折と僕の気持ちを一番理解してくれています。

自分がどんなに辛いことがあっても、「それもいい経験だ」と絶対に良い方向に進むと教えてくれて、どんな相談ごともいつも真摯にに聞いてくれて、最後は必ず僕の味方になってくれて本当にありがとう。今となってはそれが自分自身の考え方になってるし、自分が選択する道はいつも正しいと思わせてくれたのもお母さんだと思っています。

今後は自分が支えられてきた分親孝行できるようにさらに強くなっていくので、見守っていてください。



次にブログを回すのは、前田智輝君です。

彼はスタッフリーダーとして、今年一年チームを支えてくれました。あまり表には出さないタイプだと思いますが、チームへの想いはかなり熱いものを持っているということは昔から知っています。またにも自分とても厳しい性格な彼は、選手と同じ基準であるベンチプレス85kgをあげなければ、試合のベンチ入りをしないと宣言していた時にはかなり驚きましたし、その雄っぷりには憧れを抱いています。

彼はいつも僕のことをいじめてくるので、そろそろ勘弁して欲しいです。もう引退ということなので、そろそろ毎年恒例の会でも開催しましょう。そこでたっぷりいじり倒します。


ほんじゃあ前田くん、君らしいブログ待ってるよ。ゴー!!!

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