『感情』-3回生 FO #27 後藤彰吾-

平素よりお世話になっております。

3回生FOの後藤彰吾と申します。

日頃より多大なるご支援並びにご声援を賜っておりますOBGの皆様、保護者の皆様、関学ラクロス部に携わってくださるすべての皆様に、心より御礼申し上げます。

拙い文章ではありますが、最後まで読んでいただけると幸いです。

まず初めに紹介してくれた湊勝夢について紹介したいと思います。

ましゃむは、僕らの学年には数少ない貴重な「長男」のひとりです。基本的に落ち着いており、僕が愚痴や雑なボケをしても、いつも相手してくれます。また、バイトは保育園でオムツ替えや子どもたちと遊んでいるそうです。ほぼお父さんですね。しかし、とてつもない田舎に住んでいますので、彼を飲みに誘うときは、場所と時間をかなり気にしなければなりません。早く一人暮らししてください。

でもまさむが地元を離れられない理由は、かなり地元で“ブイブイ言わせている”かららしいです。また飲みに行こー！伊川谷集合で！

まさむの紹介はこの辺にして、本題に入ります。

自分は今、FOというポジションでプレーしています。「FOめっちゃ出てくるなあ」と思った方、大正解です。同期に5人います。多いです。昨年のこの時期には、まだフィールドを駆け回っていたのですが、いろいろあり、フェイスオファーとしての第2のラクロス人生を歩んでいます。

ところで、皆さんこんなことはありませんか？

かつての部活動や学生時代、旅行先などで体験した「一生忘れないだろう」と思える、そんな思い出。

しかし、その翌日には「楽しかったなあ」という余韻だけが残り、どれだけ鮮明に思い出せたとしても、あの時とまったく同じような喜びは感じられなかったり。

また、どんなに悔しい思いや悲しい出来事があったとしても、時が経つとその感情を思い出す頻度は減り、悔しさが原動力にはなれなかったり。

そして、そんなふうに忘れてしまった自分に嫌気がさしたり、「忘れてしまう」という事実に少し怖くなってしまったり。

僕はラクロス部に入って、本当にさまざまな感情に出会いました。

1回生のサマー予選で得点を決めた時の喜び。

決勝リーグでコイントスに負けてやりきれなかった悔しさ。Bリーグ関西優勝の嬉しさ。同期で挑んだつま恋カップに出場できなかった時のやるせなさ。いろいろな感情が今の僕を形作っていますが、それらがいつまでも自分をワクワクさせてくれたり、エネルギーになってくれるわけではありません。

感情は人にとってとても強いエネルギーになりますが、無限に湧き出るものではありません。

でも、そういった感情は必ず僕を成長させてくれる肥料となり、水となってくれます。

ただ、そんなことを実感しながら生きてるわけでもないし、普段そんなこと考えてもいないのも事実です。

そして僕は今、いろんな感情を抱いています。

新天地でやっていけるのかという不安や、開幕戦にメンバー入りできなかった悔しさといった、マイナスな感情が自分の中で蔓延っています。

ただそれは“個人的に見ると”、です。

今年のチームは「風通しがいい」と感じています。

ポジションの性質上、グラウンド全体を見ることが多く、練習のときに見える景色には、上下関係なく飛び交う声や、メリハリのついた練習がある。

「勝ってほしい」なんて甘いものじゃなく、「勝ってくれなきゃ困る」ぐらい強気に、チームのことを思います。

そして、今の「勝ちたい」という感情、負けたくない、悔しい、そういった感情も、いずれは忘れてしまう。

思い出すたびに、すり減って、薄れて、かすれていってしまう。

それじゃあ、今やってることは意味がないのか？

そんなことはない。

そのときの自分の気持ちが嘘だったことには、絶対にならない。

「勝ちたい」という気持ちも、「FOでやっていけるのか」という不安も、「ベンチ入りできなかった悔しさ」も、ひとつも嘘じゃない。

では、僕が今やるべきこととは何か。

それは、自分の心と、大切なものに恥じない自分でいること。

悩んで、苦しんで、楽しんで、喜んで、

「今」というものを積み上げていくしかない。

それを繰り返していくうちに、

「ラクロスをやってよかった」と思える自分ができる。

「自分は間違ってなかった」と思える“今”ができる。

その“今”を積み重ねていくことが、また新しい感情を生むんだろうなぁ、とカッコつけながら考えています。

今年の開幕戦（7/13）はヤンマースタジアムを沸かせるでしょう。

余談ですが、僕は約2ヶ月前、このヤンマーフィールドでOfficial髭男dismのスタジアムライブに行ったのですが、あれ以上に盛り上げること間違いなしです。

あっちい応援をよろしくお願いします！！

次にブログを綴るのは、僕と同じ03世代であるのにいじられない、

「すーちゃん」こと、頼れるMGの明石すずかです。すーちゃんはとにかくテキパキ。英語もペラペラのハイスペ女子です。ガチ怖いです。できすぎて怖いです。けどそんなすーちゃんも、彼氏のことになるとIQが3になってしまうところも、キュートな一面です。

僕らの学年の姐さんのブログ、楽しみにしてます。

じゃ、すーちゃんよろしく！！